司法書士は
一生働ける仕事だから
不動産会社に勤めていたので、いろいろな士業の方々と接する機会がありました。一般の方にとって、法律家に相談するのは抵抗があるとのことで、もし自分で資格を取得したら、不動産会社の窓口に来店された方に、色々な箇所に相談することなく、事務所一箇所で、売却から登記までワンストップで出来たとの思いから、勉強を始めました。司法書士に決めたのは勤めている不動産会社の社長が、かつて勉強されていたので、伊藤塾の教材を手にする機会がありました。まわりにも司法書士がいましたし、仕事とも関連があるので、“資格を持っていて困ることはない”くらいの考えから受験することを決めました。私は行政書士、土地家屋調査士を受験して合格していたのですが、ある程度、歳をとってからも働けると司法書士を考えました。
伊藤塾は
YouTubeで決めました
受験指導校は、仕事があったので在宅で勉強できる伊藤塾を選びました。福岡には他の受験指導校の通学の講義もありましたが、ガイダンスや体験講義、YouTubeの紹介動画を観て山村講師がわかりやすそうだったので入門講座を受講することにしました。
朝は4時起き、
夜はお酒、これが私の学習スタイル
勉強のスタイルは、朝4時に起きて3時間くらい勉強し、その後は仕事、帰ってからは家事をしていたので、基本的な勉強時間は朝の時間だけでした。特に夜は食事をしてお酒を飲むので勉強はしませんでした。朝早くの勉強は誰にも邪魔されずに静かに学習できるのでやりやすかったです。
受講スタイルは、講義を1.5倍速くらいの速さで聴いて、択一問題の指示があればそれを解くという、いわゆる言われたことだけやるスタイルでした。講師の話した箇所でわからなかったところを復習しましたが、そのような大事な箇所は強調したり繰り返したりしてくれているので、メモをとってそれを観ながら復習しました。
あまりお薦めしませんが、山村講師が「覚えるところは徹底的に覚える」といわれていましたが、私は働きながらで時間がなく、学習法も人それぞれだと考え、覚えることよりは講義を聴いて復習していくスタイルを貫きました。択一問題を解いて、わからないところをテキストに戻って、そこを記憶していく、というスタイルでしたが、結果的に覚えることは覚えられたのだと思います。要は自分なりの学習方法で講師の言うことを徹底することだと思いました。
合格目標年度に
合格を果たす
私は土地家屋調査士の受験もしていましたが司法書士のほうは分量が多くたいへんでした。でも入門講座の講義がわかりやすかったので、特に直前期の勉強にはとても役立ちました。試験直前期には解けない問題が続き、スランプでやる気が起こらないときがありました。そこで試験まで2週間という時期でしたが気晴らしにGoToトラベルで主人と1泊旅行に出ました。今まで受験勉強をがんばってきたのでちょっとご褒美でゆっくりすごしました。この旅行のおかげで、本試験までのびのびと勉強することができて合格にたどり着きました。
これから勉強する
みなさんへ
私は目標年度に1回の受験で合格することができましたが、これは入門講座での山村講師の言うとおりに勉強したことが一番の理由だと思います。講義のわかりやすさはもちろんですが、“そろそろ勉強がきつくなってきたな”というタイミングでは雑談で心をほぐしてくれるのでメンタル的にもモチベーション的にも学習を継続することができました。また今年はコロナで本試験が延期されましたが、伊藤塾では延期期間に勉強するための補講講義もありましたので最後まで切れることなくモチベーションを保つことが出来ました。これから受験されるみなさんも、試験当日まで諦めないで試験に向かって頂きたいと思います。