【6】法科大学院/ロースクールとは

法科大学院入試の概要

自己評価書
(パーソナル・
ステートメント)
出願書類のひとつで法曹志望理由、どのような法律家になりたいか、どうしてその大学院に入学したいのかなどについての記述が求められる。単なる形式的な提出書類として考えるのではなく、しっかりと準備をして推敲を重ね、作成することが必要。
法律科目試験
法学既修者コースに課される法律論文試験。憲法・民法・刑法がほとんどの法科大学院で共通して出題され、商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法を出題する法科大学院もある。法学部出身であるか否は全く問わない。法律はみな大学に入ってからのスタートなので、法学部でも、他学部でも、これから勉強をはじめ、受験することが可能。
小論文試験 法学未修者コースに主として課される小論文試験。テーマは法律に関連するものにとどまらず、人文科学、自然科学や時事的な問題まで多岐にわたっている。形式としては課題文や資料について要約を求めたり、理解を試したうえで論じさせるものが主流。10,000字を超える長文の課題文を出題する大学もある。読解力や要約力、論理的な文章表現力が問われる。
面接 法科大学院で学ぶ者としての適性や法曹としての適性などを見るために、面接試験を実施する法科大学院もある(主に未修者コース。ただし一橋大学は既修者コースでも面接を実施)。法曹志望理由、どのような法曹になりたいか、どうしてその法科大学院に入学したいのかなどについて自己PR力が問われる。各大学院のアドミッション・ポリシーやカリキュラム内容などを理解し、答えられることを準備しておくなど個別の対策が重要。
語学 多くの法科大学院が語学能力を示す資料については任意提出としており、スコアが高得点であれば、一次審査・総合評価などで有利に働くことがある。東京大学(英語の場合はTOEFLまたはTOEIC)と一橋大学(TOEIC)は、提出が必須とされている。

法科大学院一覧・Webページリンク集

法科大学院の各校Webページへのリンク集です。
入試日程等の情報も掲載していきますので、ご参照ください。

 

司法試験 合格後

法科大学院修了の先の司法試験合格。
合格後にはどんな仕事につくか考えることは、試験勉強のモチベーションにもつながります。

【3】合格後の仕事概要

 司法試験に合格したら、何になれるのでしょうか。
司法試験の勉強は、弁護士、裁判官、検察官といった「法曹三者」のほか、さまざまな選択肢が拡がっています。

司法試験 合格後(実務家レポート)

 現在実務で活躍されている伊藤塾出身の方や先輩弁護士の皆様からのメッセージです。今に至るまでの軌跡、現在の業務、そしてこれから法律家を目指す方への応援メッセージが記されています。

立教大学法科大学院修了  塚本和也先生インタビュー
 

合格後を考えるあなたに

伊藤塾の「合格後を考える」取り組み 

「真の法律家・行政官」になるには、知識、思考力・応用力、問題発見・解決能力をバランスよく養うことが必要だと考えます。伊藤塾では、合格後「本物の法律家・行政官」として市民のために活躍できるこれらの「力」を、皆さんに養っていただくため、様々な企画やイベントをご用意しております。合格のための知識やノウハウのみならず、人材育成を目的として受験指導にあたるのは、他の指導校にはない伊藤塾の大きな特長の一つです。