法律は学ぶべき範囲が膨大です。ゆえに効率的な学習が必要です。

石橋 侑大 さん(22歳)
 

合格者イラスト
慶應義塾大学法学部4年在学中
【合格校】
中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)
【適性試験】第1回:165点
【学部成績】GPA:3.1
【受講講座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別論文対策講座 など

※プロフィールは2012年合格時点ものです。

はじめに

 私は、楽しそう、稼げそう、かっこいいという理由で法曹になりたいと思っただけで、なにか明確なきっかけはありませんでした。
伊藤塾に入塾した理由は、教材や講座の質、および友人が多く伊藤塾に在籍していたことがあげられます。
 法律は学ぶべき範囲が膨大で、かつ受験に不要な範囲も膨大です。ゆえに、受験に必要な範囲を効率的に学べる点が受験指導校で学ぶ利点と考えます。

私がとった勉強方法 

適性試験対策について

 私は適性試験対策をなにも行いませんでした。過去問すら解いていません。それゆえ失敗したのだと思います。時間が短い試験なので、過去問で事前にペース配分を決めておくだけでも点数は上がると思います。

法律科目対策について

 基礎の習得段階において大事なのは、暗記ではなく理解することだと思います。結論を覚えるのではなく、「なぜ」このような結論に至ったのかを考えるということです。試験で求められるのは規範の正確な暗記ではなく、結論に至る過程です。このような観点から、私は常に「なぜ」を意識して勉強していました。
 さらに私は得た知識がどのように答案に反映されるかを基礎マスター対応ゼミで学ぶことにより、論文を意識した勉強が可能になりました。
 また、演習段階では答練はうけず、論文マスター対応ゼミを利用しました。答練は数をこなせるメリットはあるものの、採点者に直接問い合わせられないデメリットがあります。そこで私は少人数双方向のゼミを選びました。

最後に

 伊藤塾の基礎マスター、論文マスターは試験に必要な知識の網羅性の点でいえばピカイチです。ゆえにこれから法科大学院合格を目指す方々は、講義内容を完全に理解することを第一にすべきだと思います。私は基本書などを利用していましたが、あくまで判例や塾で得た知識を理解する補助教材としての位置づけです。
 受験勉強は大変ですが、家族や友人、講師の方々への感謝の気持ちを忘れずに努力すれば、結果は必ずついてくると思います。がんばってください。