基本書を暗記するだけでは、法律の理解はできません。伊藤塾に入塾し、メリハリのある勉強ができました

S.Y さん(22歳)
 

合格者イラスト
東京大学法学部4年在学中
【合格校】
中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)
【適性試験】 第1回:249点 第2回:242点
【学部成績】 GPA:3.3
【受講講座】 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別論文対策講座 など
 
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

 私は、大学1年時に弁護士の先生が主催する大学のゼミに入ったのですが、そこで弁護士という職業が社会のために多様な形で貢献できるということを知り、法曹界に憧れるようになりました。
 法律の勉強を始めたのは大学2年の春からでしたが、最初はとにかくひたすらに基本書を暗記する日々でした。しかし、法律というものがいかなる学問であるのかを理解しないままであったため、今から思えばメリハリのつかない勉強法であったと実感しています。そんな時期に、周りの友人の影響もあり、伊藤塾に入塾しました。

私がとった勉強方法 

 まず適性試験については、伊藤塾の適性試験対策講座で一通りの解法を学べば、あとは慣れです。
 次に法律科目についてですが、私はひたすら問題研究を繰り返し解きました。実際に答案を作成したのは各科目3,4問ですが、全問題につき答案構成を少なくとも4回はやりました。その際大事なのは、問題研究のどの部分を自分のものにしたいかです。私はまず規範を徹底的に叩き込み、そのあとでその規範を書くための問題提起の仕方、そして最後にあてはめの練習をしました。あてはめに関しては、敢えて教材を使う必要はありません。新聞等で問題になっている事案につき、いろいろ検討してみるのが息抜きにもなって良いと思います。

最後に 

 法科大学院受験は長期にわたる過酷な道だと思います。時には辞めたいと思うこともあるかもしれません。そういう時には、ためらうことなく一度休みを取ってください。そして気分をリフレッシュして再び机の前に座りましょう。
 おそらく受験を制するのは、法律が「好き」な人です。嫌々やっている限り、身につくものも身につかないと思います。気分転換をしながら、合格目指して最後まで頑張ってください。