周囲に流されるよう伊藤塾に通ったことが、結果として合格への第一歩となりました

J.S さん(22歳)
 

合格者イラスト
国公立大学法学部4年在学中
【合格校】
・慶應義塾大学法科大学院(既修)
【適 性 試 験】第1回:239点 第2回:220点
【学 部 成 績】GPA:3.66
【受 講 講 座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別論文対策講座 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私は法律家として日本のコンテンツ産業の健全な発達を支えたいと思い、この道を目指そうと思いました。インターネットはここ十年程度で急激に国民生活に浸透するようになりましたが、それと共に様々な新しい問題が生じています。その中でも私は特にインターネットの動画サイトにおけるコンテンツ権益の侵害や、コンシューマーによる著作物の利用とコンテンツ産業の発展の調和を如何に図るべきかという点について興味があり、この問題に法的な観点から関わっていきたいと思っています。
そして、同じく法律家を目指す多くの友達が伊藤塾に通っていたので、私も半ば流されるように伊藤塾に通うことを決めました。こんな経緯で伊藤塾に通うようになったのですが、結果的にこれが合格への一歩目だったような気がします。初学者にとって法律を勉強するということはアラビア語を読むことに等しいと言ってよく、指導経験豊富な指導者に指南してもらうことが最適です。そういう意味で受験指導経験に富んだ伊藤塾のカリキュラムに沿って法律を学ぶことは非常に効率が良かったです。

私がとった勉強方法

適性試験対策について

適性試験対策は、とにもかくにも慣れだと思います。繰り返し出題されるアルゴリズムもありますし、伊藤塾の適性試験対策講座を利用して頭の動かし方を身につけ、それを伊藤塾の模試で実践することが重要でした。

法律科目対策について

僕は、ただひたすら基礎マスターのテキストを見直して入試に臨みました。基礎マスターのテキストは本当によくまとまっていて論点も判例も過不足なく掲載されていますから、基礎マスターを全部頭に入れる勢いで繰り返すことが大事だと思います。また、会社法の勉強が遅れていて、藁にもすがる思いで呉講師の商訴集中講義の会社法を受講しました。内容はもちろんのこと呉講師の指導スタイルが大変参考になりました。具体的には試験で「書ける」ようになるための勉強方法を学ぶことができたような気がします。それ以降は基礎マスターのテキストを読み込む際にも、どうすれば試験で「書ける」ようになるのか、という点に常に気を使いながら勉強するようになり、結果として入試本番でも自分が学んできたことをしっかり表現することができました。「書く」ことを意識しながら基礎マスターをマスターすることを心がけたこと、これが合格の勝因だったと思います。