伊藤塾で養った論理的思考能力や法的思考能力は、未修コースの小論文試験でも私の大きな武器となりました。

H.W さん(23歳)
 

合格者イラスト
東北大学法学部4年在学中
【合格校】
・東京大学法科大学院(未修)、 早稲田大学法科大学院(既修/未修)
◆適性試験 / 第1回:205点 第2回:225点
◆学部成績 / A:73 B:27 C:19
◆受講講座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私は、小学生の頃から弁護士になるのが夢でした。大学も法学部へ進学し、大学に入学して、すぐに伊藤塾の講座を始めました。その理由は、浪人時代の仲間が、口を揃えて伊藤塾が良いと言っていたからです。彼らの中には、慶應義塾大学法学部のセンター利用入試で合格が決まった次の日に、伊藤塾に入塾申込みをしに行く強者もいました。ですので、私も自然と伊藤塾への入塾を意識していました。信頼できる友達が伊藤塾を選んでいたことが、私にとって大きかったのだと思います。

私がとった勉強方法

法律科目対策について

私は、学部時代に法律科目を十分に勉強することができなかったので、偉そうなことは言えません。その前提でお話させて貰えば、とにかく私は伊藤塾の基礎マスターを中心に勉強しました。わからないことがあれば、基礎マスターを聴き直し、基礎的な部分の理解を徹底しようと心掛けました。基礎マスターは、初学者にもわかりやすく作られており、法学の勉強にスムーズに入ることができました。また、講師の方々も、雑談を交えた魅力的な講義をしてくれるので、講義を楽しんで法律を勉強することができました。

小論文対策について

入試を終えてみて、感じたことは、伊藤塾で養った論理的思考能力や法的思考能力が私の大きな武器となったということです。というのも、小論文で試されていることは、入学後法律の勉強について来られるか、すなわち法律を勉強するための適性があるかだと思います。具体的に言うと、私が小論文に抱いた印象は、普段解いている法律の問題から法律の要素を抜き取り、課題文の知識を元に、論理的な文章を書かせる問題だ、というものでした。つまり、法律の勉強をしている人は、自然と小論文において必要な能力を身につけているということです。ですから、伊藤塾で法的思考能力や論理的思考能力を少なからず身に付けていた私は、純粋未修の方に比べて有利に戦えたのだと思います。

パーソナル・ステートメント対策について

パーソナル・ステートメント対策講座や面接対策講座は、必要最低限のルールを知るために、活用しました。また、講師のアドバイスにより、未知の領域である面接をリラックスして受けることができました。

最後に

地方では情報量が不足しています。そんな中で、伊藤塾を通して様々な情報を得られたことは、私の勝因の一つだったと思います。少なくとも私の周りで法学部なのに未修を受験する人はいませんでした。それでも、私は、伊藤塾を通して情報を集め、その情報を信じて未修コースへの進学を決めました。法科大学院入試は、大学受験と比べて、情報を持っている人間が圧倒的に有利です。そういった情報を元に、合格のために何が必要か逆算して勉強することが、合格への近道だと思います。
来春から未修へ進学するので、私もまだスタートラインに立ったばかりです。これから司法試験合格を目指して必死に努力していきたいと思います。