私が法科大学院に合格することができたのも、伊藤塾を信じて諦めなかったからです。
R.A さん(22歳)
【合格校】
・東京大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修)
◆適性試験 / 264点
◆学部成績 / 優比率3~4割
◆受講講座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。
はじめに
法律家を目指したきっかけは正確には覚えていませんが、小さいころから法廷で華々しく活躍する法律家という職業に漠然とした憧れを持っていたように思います。
ただ、憧れとしての法律家が明確な目標にかわったのはつい最近のことで、大学入学当初はサークル活動にのめり込み、気付けば法律専門科目の授業も始まり2年生の冬頃に慌てて伊藤塾に入塾しました。伊藤塾を選んだ理由は、サークル活動が3年の秋まであった自分にとって、インターネット講義などを利用して空いた時間に効率よく学習ができる点が魅力的だったためです。
私がとった勉強方法
(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について
私は大学2年生の冬に入塾したものの、大学の授業やサークル活動、アルバイトの関係でなかなか時間がつくれず、基礎マスターの講座を受け終わったのが4年生になる直前でした。焦りもありましたが、それでも雑になって聞き流すことがないように腰を据えて取り組みました。
私はインターネットで講義を受けていたのですが、基本的には2倍速で聴いて、理解が不十分な点はもう一度聴くという使い方をしたことで、非常に効率よく知識を吸収することができました。
また、授業の内容としても基礎から丁寧に解説していただき、とてもわかりやすかったです。基礎マスターといっても論文を書く上で必要な法律知識はほとんど網羅されていますし、実際の答案にどのように書くべきか、ということを常に意識させるような講義だったため論文対策への移行もスムーズにできました。
テキストも、講義でマーカーを引くことによって重要な部分がひと目で分かるようになりますし、難解な概念も図表を使うことでイメージがしやすくなっています。私はすべての科目について、ロースクール入試まで伊藤塾の基礎マスターのテキストをメインに使いましたが、非常に使い勝手がよく重宝しました。
(2) 実践段階の学習について
論文マスターを受講し始めたのが4年生になった頃で、正直なところ、このままでは絶対に間に合わないと思いました。それでも、なんとか結果を出すことができたのは、論文マスターが論文に必要な知識の効率的なインプットとそのアウトプット練習を同時に行うことができるとても素晴らしい講座だったからだと思います。
この講義には、問題を分析する手法から使い勝手の良いフレーズまで、論文試験に関するあらゆる要素が含まれていました。
また、実際の論文試験を多く題材として使用しているため、どのような論点がどのような形で聞かれるのかというイメージをつかむこともできました。そして、その題材についての答案構成や論点抽出を経験したことで、実際の試験のときにも安心して問題に取り組むことができました。
学部成績について
伊藤塾の講義を聴いて基礎を固めてから大学の授業を聴くと、たとえ教授の見解が伊藤塾のものとは異なったとしても、非常に理解しやすくなると思います。期末試験勉強の際も、基礎マスターはよく利用していました。
伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて
3年生までは授業・サークル活動・アルバイトでほとんどまとまった時間がつくれず、生活も不規則なものでしたが、2倍速のインターネット講義ならば30分あれば1講義が受けられるので、就寝前やいわゆるスキマ時間に講義を受けて学習をすすめることができました。論証パターン集はコンパクトなので常に一冊は持ち歩くようにして、通学などの移動時間やちょっとした待ち時間も有効活用することができました。
最後に
私が法科大学院に合格することができたのは、単純に諦めなかったからだと思います。伊藤塾には短期合格に向けて効率的に学習するノウハウが詰まっているので、あとはそのノウハウを活用しつつ、自分自身が諦めずに努力するだけだと思います。
私が法科大学院に合格することができたのも、伊藤塾を信じて諦めなかったからです。これを読んでいる方の中には、私と同じように、「周りはみんな進んでいる」「もう間に合わないんじゃないか」という風に思っている方がいるかもしれません。それでも諦めず、伊藤塾を信じてがんばってみてほしいと思います。結果はついてくると思います。