常に合格後のゴールを意識しながら勉強することが、合格への一番の近道
K.M さん(21 歳)
◆ 適性成績/第1回:219 点 第2回:242 点
◆ 学部成績/GPA3.78(優比率79.4%)
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+ リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義+ 法律科目論文模試など
◆ 合格校/東京大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修・半額免除学生)、中央大学法科大学院(既修・全額免除学生)
プロフィールは、2015年合格時点のものです。
はじめに
私は、大学のプログラムで2週間の中国研修に参加し、国際企業法務の第一線で働く弁護士の方々と交流して、その姿に純粋に憧れを抱きました。もっとも、私は大学でサークルに所属していたため可処分時間が限られ、独学で目指すことは困難だと考えました。そこで、効率的に学習することができる伊藤塾に入塾しました。
私がとった勉強方法
基礎的な法知識・法理論の修得について
私は、基礎的な法知識・法理論の修得にあたっては、とにかく基礎マスターの反復学習をしました。予備試験・法科大学院入試ともに、A+、A、B+ランクの知識がしっかり身についていれば、十分に合格ラインに達することができると思います。
また、早い段階からリーガルトレーニングや自主ゼミで答案練習をしていました。法律の試験は、「知識を用いて自らの考えを論理的に説明できるか」が重視されています。したがって、早い段階からアウトプットの練習をすることは必須であると考えます。
実践段階の学習について
実践段階の学習にあたっても、基本的には上記とやることは変わりませんが、ある程度基礎的な知識が身についた段階から、答練を含む論文マスターを用いてアウトプットを重視した勉強に切り替えました。論文マスターでは、「知識をどのように答案に流し込むか」を確認することができ、非常に役立ちました。
さらに、法科大学院入試の本番直前期には、より具体的な志望校ごとの対策が必要となります。私は、それぞれの大学の過去問分析講義を利用していたので、常に本番の形式を意識しながらアウトプットをすることができました。また、合格者の再現答案を見て、合格には何が要求されているのかを分析し、答案に反映させようと努めました。
学部成績について
法科大学院入試において、学部成績が占めるウェイトは決して小さくありません。私は、伊藤塾の講義を受けることで、学部試験の対策も同時に行っていましたが、ほとんどの科目でAやSをとることができました。
合格後に必要なこと
私は、発展途上国の法整備支援に携われたらと思っており、その勉強は司法試験「合格後」にすることになります。司法試験合格、ましてや、予備試験・法科大学院入試合格は、夢を叶えるための手段にすぎません。常に合格後のゴールを意識しながら勉強することが、合格への一番の近道であると思います。
最後に
私が合格した要因を1つ挙げるとするならば、伊藤塾のカリキュラムに従って、基礎マスター等の基礎的な勉強を愚直に、繰り返し行ったことだと思います。