独学では得られない答案の書き方や、勉強の仕方、情報を得られることは大きな利点

Y.Y さん(22 歳)

合格者イラスト
  立命館大学法学部4年在学中
◆ 適性成績/196点
◆ 学部成績/GPA4.47 A+(90点以上) 割合:約54%A+・A(80 ~89点) 割合:約92%
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+ リーガルトレーニング
◆ 合格校/京都大学法科大学院(既修)、大阪大学法科大学院(既修)、神戸大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院 (既修・半額免除学生)、中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)、立命館大学法科大学院(既修・全額免除学生)

プロフィールは、2015年合格時点のものです。

 

はじめに

私が法律家を志すきっかけは、高校生の時に「法学」の授業を履修したことにあります。そこでは、勉強だけでなく、地域のフォーラムへの参加、実務家の講師 の方々のお話を聞く機会をたくさんいただきました。こうした学習により、法律に詳しくないために問題解決や日々の生活にも困る方が多くいることを知り、自 分の将来像として法律家を描くようになりました。そして、独学では得られない答案の書き方や勉強の仕方、情報を得られることは大きな利点だと思い、入塾を決めました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論を勉強する際には、自分に合った基本書を選び、それを繰り返し読んでいました。一度読むだけではわからない部分もありますが、一度 目は基本書の記載を知ることに専念し、その後は論文試験に必要な知識を身につけることを意識的に行っていました。疑問が生じた時、基礎マスター等の該当部 分を見直すことで理解を深めることができました。基礎的なことを学び始める当初から、論文対策を意識した学習を行うことで、答案を書く際に必要な知識とそ うでない知識を自分の中で分けることができ、効率の良い学習ができると思います。
実践段階においては、過去問を解くことでアウトプットを図りました。試験直前になってくると時間的余裕もなくなるため、アウトプットの回数は減らし、論文マスターを活用しました。受験当日は周りの受験生にも論文マスターを使用して最後の復習をしている人が多く見受けられました。

学部成績について

学部の試験も、法律科目は論述がほとんどですから、伊藤塾で学んだことをしっかり復習していれば自然と学部成績も上がります。授業を聴いていても、今教授が説明していることは伊藤塾でやったことだな、など授業の間に講義内容を理解することができ、試験前に多くの復習を要しないメリットがあります。

合格後に必要なこと

司法試験合格後の明確なビジョンはまだ描けていません。家事事件や医療過誤を扱う弁護士を目指していましたが、会社に関わる弁護士にも魅力を感じていま す。法科大学院では、今までの7科目に加え選択科目も専門的に学習する機会があります。そこで自分に合ったビジョンを見つけることができるのではと考えて います。

最後に

私が無事合格できたのは、受験直前の追い込みに成功したからだと思います。ただ、基礎を理解していなければ追い込むこともできないので、学校の授業や伊藤塾の基礎マスターで基礎をしっかり身につけられたことが勝因ではないかと考えています。