伊藤塾で法律科目をやっていたので
自然と学部成績が良くなりました
Kさん
◆ 学部成績/【GPA】:3.7(7:2:1)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニングなど
◆ 合格校/ 慶應義塾大学法科大学院(既修・早期卒業)早稲田大学法科大学院(既修・半額免除学生/早期卒業)
はじめに
社会の中でどのような役割を担いたいか考えたときに、法律を通して困っている人を助けたいと思いました。また、法律を勉強していくうちに、事案の解決方法、考え方も魅力的に感じ、法律の世界で生きていきたいと強く思うようになりました。
私がとった勉強方法
1)基礎的な法知識・法理論の修得について
大学2年の6月に翌年の予備試験を見据えて勉強を開始したのですが、サークルで運営主体となる学年だったため、時間に余裕はありませんでした。そのため伊藤塾の講義は全て2 倍速で受講し、1 年から伊藤塾に通っている人たちに追いつくよう計画を立て、かなりハイペースで進めていきました。法律科目の知識や考え方は覚えては忘れ、覚えては忘れを繰り返して定着するものだと思うので、立ち止まらずにとにかくインプットし、その都度短答問題などを解いてアウトプットしていました。論文マスターも最初はできないのがこわくて手を出していなかったのですが、もっと早くからやればよかったと思います。実践的な知識も身につきますし、なによりどれだけ書いたかが試験において重要だと感じました。
(2)法科大学院対策について
特に法科大学院のための勉強はしませんでした。直前に過去問の形式をみて、問題を見たときに驚かないようにしたくらいです。法科大学院の試験時間が短く、かつ書かなければならないことも多いのですが、内容は旧司法試験の問題と似ていると思います。そのため慶應も早稲田も直前までひたすら論文マスターと規範の暗記をして、答練を受けていました。
早期卒業・飛び級合格について
早期卒業を視野に入れていなかったのですが、伊藤塾で法律科目をやっていたので、自然と学部成績がよくなりました。法科大学院の出願期間は予備試験の真っ最中だと思うので、両方受験される方は早め早めの準備が重要だと思います。早期卒業制度については、メリットもデメリットもあると思います。予備試験と法科大学院入試と学部の勉強を全てこなしていくのは大変だと思いますが、もし早期卒業に興味があれば、試験の場数を踏むという意味でも、一応受けてみるのもいいのかなと思います。
最後に
法科大学院に進学するかどうかはまだ迷っているのですが、今年法科大学院を受験したことは良かったと思っています。大学受験のように模試が充実している業界ではないので、勉強の緊張感を保つために役に立ったと思います。伊藤塾がなかったら意識を高く持って勉強することができなかったので、伊藤塾と伊藤塾に通わせてくれた両親に感謝しています。