基礎的な法知識・法理論は専ら 伊藤塾の講座によって身につけました
M.Iさん
◆ 学部成績/【GPA】:3.33(67:58:19)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別 法律科目論文模試など
◆ 合格校/ 京都大学法科大学院(既修)大阪大学法科大学院(既修)神戸大学法科大学院(既修)
はじめに
法律家を目指したきっかけは中学生の時に地元の簡易裁判所に職業見学に行ったことです。その時はなんとなく法律関係の仕事をしようかと思っていただけでしたが、大学1 年の春に友人に連れられて伊藤塾の説明会に行き、本気で目指してみたいと思いました。京都大学法科大学院を選んだ理由は、一流の大学院で勉強を重ねてより優れた法曹になるためです。
私がとった勉強方法
(1)基礎的な法知識・法理論の修得について
基礎的な法知識・法理論は専ら伊藤塾の講座によって身につけました。基礎マスターは必要な知識が学習しやすいようにまとめられているので、使いやすかったです。基礎マスターテキストは講義を受けた後、何度も通して読みました。苦手意識があった民事訴訟法や会社法の講義を聞き直したりもしました。基礎マスターテキストを何度も読むと、何がどこに書かれているかわかるようになり、学習がスムーズに進むようになりました。基礎マスターの知識を論文で使えるようにするために、論文マスターは大いに役に立ちました。右も左もわからない状況で、論文マスターは、基礎マスターの知識をいかに論文に反映させるのか、基礎マスターで学んだ原則を具体的設問でどのように修正するのかを教えてくれました。講師の解説も丁寧でした。
(2)京都大学法科大学院対策について
僕は、京都大学法科大学院対策として、主に過去問を解いていました。過去問を解く際、友人とゼミを組んで、問題を検討したりしました。過去問の解き方について友人と議論するうえで、新たな見解を発見したり、自分の考えを伝える訓練ができました。ゼミの活動自体が、知識を確認するよい機会になりました。過去問を解く際、まず、判例付きでない六法のみで問題を解き、その後で参考書を使い、深く考えながら改めて論文を書くということをしていました。また、京都大学法科大学院対策には、伊藤塾の模試が極めて有効です。本番と同様の日時間帯で受講できるため予行演習として最適ですし、解説ももらえます。特に、答案を添削してもらうと、自分の答案の客観的評価がわかり、どのように改善するべきか道しるべが示されるので、おすすめです。
(3)大阪大学法科大学院対策について
京都大学法科大学院対策と同様に、過去問をゼミで解いて、伊藤塾の模試を受けました。
(4)神戸大学法科大学院対策について
過去問を自分で解きました。神戸大学法科大学院の過去問には出題趣旨がついているので、学習の参考にしました。
最後に
僕が京都大学法科大学院に受かることができたのは、家族の助けがあってこそでした。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。これからも勉強を頑張って、2018 年に予備試験に受かり、2019 年に本試験に受かりたいです。
最後に、「法曹になるという夢はもはや自分だけの夢ではない。そう考えれば、法曹になるか迷うこともなくなるし、勉強しようという気持ちになる。」という言葉をくださった大阪大学法科大学院のN 先輩に感謝します。これから先、勉強がつらくなったり、法曹になるのをあきらめたくなったときには、先輩のこの言葉を思い出して自分を奮い立たせたいと思います。