とにかく「指示されたことを確実にこなす」ことを心がけました

難関国公立法科大学院合格!

A.Gさん
 

合格者イラスト
一橋大学法学部4年
 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別模擬面接など
 ◆合格校/一橋大学法科大学院(既修)首都大学東京法科大学院(既修)

はじめに

学部2年の秋頃から、仲の良かった1学年上の先輩方が就活を始めたこともあり、自分の将来像について真剣に考え始めました。そして様々な将来像を思い描くなかで、弁護士として活躍することが最も魅力的に感じ、司法試験の受験を決意しました。伊藤塾には学部2年の1月に入塾しました。合格実績などの理由でかねてから興味を持っており、最終的には説明会に参加し親身にお話を聞いていただいたことが、入塾の決め手となりました。

基礎的な法知識・法理論の修得について

学習の中ではとにかく「指示されたことを確実にこなす」ことを心がけました。入塾当初から、手を広げることなく伊藤塾のカリキュラムに丁寧に取り組めば合格できる、と講師の方々がおっしゃっていたので、それを信じて学習をしました。基礎マスターでは定義や論証を覚えつつ、実際に論文を書く際にはどの体系で書くのか、書く順番はどうするのか、など論文を意識した学習を行いました。実際の司法試験や予備試験でどのように出題がされたのかを講義のなかで示していただけたので、ゴールから逆算してどのレベルの答案が書ければよいのかを考えることができました。また法知識の修得については、暗記が苦手だったため、試験頻出の重要事項については暗記カードにまとめて、入試直前まで繰り返し覚えました。論文マスターは受講のタイミングが遅れたためペースがなかなかつかめず苦労しましたが、時間がないなかでも答案構成は丁寧に行い、指示のあった問題については答案を用意して講義に臨みました。

法科大学院対策について

論文試験については過去問の出題テーマを確認し出題予想をした程度で、過去問は解かずに論文マスターの問題を繰り返し解いて対策を行いました。論文マスターで扱う問題は法科大学院の入試問題より難易度の高い問題なので、論文マスターをしっかり受講し繰り返し問題を解けば、対策として十分だと思います。私は夏頃まで思ったように論文の学習が進みませんでしたが、勉強時間がしっかり確保できた秋以降の入試については上記の学習で合格することができました。また過去問の分析については、論文マスター受講の前に行ったことで、受講の際に特に力を入れて聴くべき部分が明確になったので、早めにやっておくとよいと思います。

おわりに

法科大学院入学後も、法科大学院の授業と並行して予備試験に向けての学習を引き続き頑張りたいと思います。伊藤塾の講義はどれも質が高いので、今後も手を広げすぎず伊藤塾の講義を信頼して学習していきたいと思います。これから法科大学院を受験する方は、入試について様々な不安があると思います。ただ、予備試験を目標にした学習ができていれば間違いなく合格できる試験なので、伊藤塾のカリキュラムを丁寧にこなしてほしいと思います。