普段どおり基礎マスターの復習と、論文マスターで修得した論文の書き方を活かせば、法科大学院に合格できる
B.Fさん
◆学部成績/[GPA]:(2.98)A(優):B(良):C(可)=3:2:1 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試
◆合格校/法政大学法科大学院(既修)
はじめに
私は、中学2年生の頃にあるテレビドラマを見たことがきっかけで、法律に興味を持ち始めました。高校に進学してもその興味は失せることなく、私の大学受験の受験校は、全て法学部法律学科でした。そして、大学生活を過ごすなかで、企業に所属するのではなく独立して業務を行う職業である弁護士に惹かれていきました。私が志望した法科大学院は自校であり、学費などの面で厚い制度があったので、法政大学法科大学院を志望しました。大学1年生の頃は法律の「ほ」の字も知らず、独学でやろうと考えていたのですが、月日が経つにつれ、独学の限界に気づき、プロの講師の方々の力をお借りしたく思い、大学2年生の途中から伊藤塾に入学しました。
基礎的な法知識・法理論の修得について
何事も基本的な知識が大切ですが、それを身につけるため私のとった勉強法は、至ってシンプルです。私の受講した、呉講師の基礎マスター講座では、細かなマーク指示があります。これにより、膨大な量のある法規範や法理論のなかでも優先的にやるべきものがハッキリと浮き彫りになります。そして、その優先度に沿って何度もテキストを読み直し、論証パターンを何度も書いていきました。自身のオリジナルのメソッドを使ったことは少しもありません。講師のおっしゃったとおり、日々粛々と基礎マスターの復習をこなしていきました。
法科大学院対策について
〈法政大学法科大学院〉
私の受験した法政大学法科大学院の入試問題は、有名な学説の対立などは出てくるものの、司法試験入門講座の内容で全て事足りる内容のものばかりでした。よって、過去問の研究は2 ~ 3年分は行いましたが、それ以外は普段の基礎マスターの復習の勉強や、論文マスターで得た表現などのテクニックを活かし、実際に文章を書くというアウトプットの勉強を行っていきました。司法試験入門講座の知識やそこで得られるスキルというものは、全ての法科大学院入試対策を包括するものだと私は思います。その点でも非常に助けになりました。
おわりに
法科大学院入学後は、1年目で予備試験合格を目標として、司法試験は一発合格を目標として掲げています。これは、伊藤塾の講座を受講し、日々努力を怠らなければ絶対に達成できることだと考えています。伊藤塾を利用することは法曹への近道であると思います。