論文マスターを中心とした勉強が、法科大学院入試対策にもなりました
◆学部成績
GPA 3.05 / AA:A:B:C=8:42:35:40
◆受講講座
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験全国公開短答模試 など
◆合格校
東北大学法科大学院(既修)
はじめに
私が伊藤塾に入塾したのは大学1年の秋です。東北大学法科大学院を選んだのは、奨学金制度が充実していたことと、あくまで予備試験ルートで司法試験を受験したいと思い、そのために引越しなどで時間を費やすのはもったいないと思ったからです。
私の勉強方法
【基礎学習について】
基礎マスターの段階では、とにかく早く講座を聴き終えられるように頑張りました。もちろん1回聴いただけでは理解できない部分もあり、マーカーを引く部分、テキストには書いていないけれどメモすべき部分は一時停止や10秒戻しの機能などを使い、しっかりテキストに記入しました。基礎マスター段階で苦労したことは、自分が計画した通りに講義を聴き進めることができなかった点です。私は体育会の部活にも所属していたので、部活がある日や大会期間中、遠征中などは思うように勉強を進めることができませんでした。そのため、部活がない日やオフの期間にはその分を取り返せるように基礎マスターを聴き進めました。論文マスターは、講師が答案を書いてから講義に臨むようにおっしゃっていましたが、当時の私は答案の型、答案を書くにあたって覚えておかなければならない知識、論証を全く覚えていなかったので、答案構成などをせずに講義を聴いてしまいました。今思うと、論文マスター受講中も答案構成ぐらいはしておくべきだったと感じています。論文マスターを受講してから実際に答案を書けるようになるまでかなりの時間を要しました。その点は論文を書くうえで苦労した点です。
【法科大学院対策について】
〈東北大学法科大学院〉
東北大学法科大学院を受験するうえで過去問は解きましたが、それ以外に特別な勉強はしていません。私は予備試験の短答に合格してからは、ずっと論文マスターの問題研究を中心に論文について勉強し、それが同時に大学院入試の対策にもなりました。
おわりに
伊藤塾の基礎マスター、論文マスターを受講し、予備試験に向けて勉強していれば、あとは受験する法科大学院の過去問に取り組めば、どこの法科大学院であっても合格できると思います。もっとも、短答の対策だけしても論文を書けるようにはならないので、基本的に論文の勉強に時間を費やすのが最善だと思います。私も、あくまで予備試験に合格できるようにこれからも勉強を頑張ります。