大学3年のスタートに不安も、伊藤塾で1年間集中して合格レベルまで持ってくることができました。
A.Oさん:早稲田大学法学部4年 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義+ 法科大学院別法律科目論文模試など
合格校/早稲田大学法科大学院(既修)半額免除、中央大学法科大学院(既修)半額免除
はじめに
私が法律家を目指したきっかけは、大学での授業を通じて法律を用いて様々な問題を解決することに魅力を感じたことです。そこで将来法律の知識を使って人の役に立つことのできる仕事は何か考え、弁護士を目指そうと考えました。伊藤塾に入塾したのは大学3年生の6月で、勉強を本格的にはじめたのは7月からであったためスタートが遅いことに不安を感じていました。しかし、Web受講を選択し、自分のペースで勉強を進めることができたため、諦めずに勉強を続けることができ、志望する全ての法科大学院に合格することができました。
私の勉強法
〈基礎学習について〉
まず、基礎マスターについては1周終わらせることを目標にし、勉強をやらない日を作らないようにして継続的に受講することを心がけていました。時間も限られていたので、一回一回の講義を集中して聞くようにしていました。基礎マスターのテキストはランク付けがされているため、復習するときにはB+以上の論点や知識を中心に覚えるようにしていました。インプットに関しては基礎マスターのみを使用し、他の参考書等は使いませんでした。論文マスターについては4年生になる直前の3月から勉強をはじめ、講義中に論文を解いていくうえで必要なことを取りこぼさずにメモをし、復習するときには問題ごとになぜこの結論になるのか説明できるように意識して取り組みました。論文マスターの問題を解いた後には必ず基礎マスターと論文ナビゲートテキストの該当箇所を読み、同時並行でインプットとアウトプットを行うようにしていました。また、論文ナビゲートテキストにはない問題研究に記載されている論証等については全て論文ナビゲートテキストに書き込み、情報の一元化をしました。論文ナビゲートテキストは情報がコンパクトに記載されているため、試験当日休み時間に効率よく重要な論点を復習することができるのでおすすめです。
法科大学院対策について
<早稲田大学法科大学院>
直前まで試験科目の問題研究を繰り返し解いていました。問題研究を繰り返し行えば本番の入試に対応できる力は十分付けることができると思います。また過去問分析講義を受講し、どの分野が出るのかを知ることができたので、直前に試験に出やすい分野を中心に復習し、効率よく勉強することができました。刑法各論の分野で一行問題が出題されるので、直前期には基礎マスターのB+以上の知識を復習して対策しました。
<中央大学法科大学院>
過去問が直近3年分ホームページに掲載されているので、解くことがおすすめです。科目によっては行数制限が設けられているので、限られた行数でどのように答案構成するか練習しておくと本番焦らないと思います。商法に苦手意識があったので、問題研究に掲載されている問題でB+以上のものを完璧にできるように取り組みました。
おわりに
伊藤塾の講義、テキストはメリハリをつけて勉強することができるので、約一年間集中して勉強し、合格レベルまでもっていくことができたのだと思います。また、スケジューリング制度で、月に一度進捗状況を報告することで、モチベーションを維持することができました。法科大学院に入学した後も、今まで以上に努力を積み重ねて、一人でも多くの人の一助となる弁護士になりたいと思います。