伊藤塾の勉強が大学の授業にも活き、高いGPAを取得。法科大学院入試も事前準備が大切
C.Pさん:東京大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]:3.9 S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=12:60:8:0 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別法律科目論文模試、予備試験全国公開短答模試
合格校/東京大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)全額免除、慶應義塾大学法科大学院 (既修)
はじめに
父が弁護士であり、幼い頃から弁護士という職業は意識していました。成長するにつれ、近所の人や親戚の法律相談に乗ったり法律家として働く父の姿を見て法律家への憧れを抱くようになり、弁護士を目指すに至りました。伊藤塾を選んだのは、司法試験対策で圧倒的なシェアを誇る伊藤塾に通うことで、一般的な受験生のレベルを知ったり、受験に関するノウハウをよく知る有能な講師の下で勉強することができると考えたためです。また、大学でも法曹志望者はほぼ伊藤塾生だったため、疑問点や講義を受けるか否かの相談等を友達にしやすい点でも良いと考えました。
私の勉強法
基礎学習について
はじめは膨大な基礎マスターをこなすことで精一杯だったため、学習支援システムでの短答演習や基礎マスター答練をこなさないまま基礎マスターの受講を進めてしまったのですが、今考えると適度に問題演習を挟みながら受講を進めた方が、知識の使い方(特に学んだ知識を論文にどう活かすか)を考えながら勉強でき、1周目の修得度をより高めることができたように思います。私は大学2年生から本科生として伊藤塾を受講しはじめましたが、早期に体系立った勉強をすることで大学の授業の理解も深められ、結果的に高いGPAを取得できました。
法科大学院対策について
早稲田・慶應については過去問と採点実感が毎年度公開されているため、少なくとも直近の過去問については早期に確認しておくと、出題傾向やどの程度のレベルの問題が出されるかが確認できていいと思います。特に慶應の刑法は近年出題傾向が変わったり、解き慣れない形式の問題が一部あるので一度は目を通した方が良いと思います。東京大学は解答用紙が特殊でマス目に一字一字書かせるので一度練習した方がいいと思います。私は伊藤塾の東京大学対策模試を受けて練習しましたが、意外と文字数が足りなくなる科目もあったので、模試で練習できてよかったです。また、志望校によって使う六法が異なるため、できることなら去年の使用を許可された六法を確認しておくと本番で少し余裕ができるかと思います。ちなみに2021年度入学の入学試験は東大がポケット六法、早稲田がデイリー六法、慶應が法科大学院試験六法でした。突然変わる可能性もあるので過度の信頼はすべきではありませんが、慶應の法科大学院試験六法は知らずに臨むと、予備試験の六法のように刑事訴訟法の見出しがなかったりして混乱するので、注意すべきだと思います。
おわりに
法科大学院に向けて、GPAなど事前に獲れるところで獲っておくのも大事だと思います。ステートメントシートについても、適当に書くと意外と書類審査で落とされるので、伊藤塾の添削サービスなども利用して真面目に書きましょう。また、TOEICは油断していると間に合わなくなることもあるので、早めに取得しておくことをすすめます。