伊藤塾の講義と教材があってよかった。 入塾して1年で法科大学院合格

早期卒業・飛び入学
特待生合格

M.Mさん: 立命館大学法学部3年 ◆学部成績/[GPA]: 4.09   S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=31:58:21:0 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング

合格校/神戸大学法科大学院(既修)早期卒業、 立命館大学法科大学院(既修)早期卒業・半額免除

はじめに

私は、小学生の頃に見たドラマに登場する弁護士への漠然とした憧れから大学受験の際に法学部 を選択しました。大学入学後も法曹を目指す確固たる意志はありませんでしたが、授業で履修した 模擬裁判や弁護士事務所への実習をきっかけに本格的に法曹を志しました。また、少しでも早く法 曹として活躍したいとの思いから、早期卒業制度を活用して法科大学院に進学することを目標とし ました。しかし、それまで私は学部試験に向けた勉強しかしたことがなく受験に向けた学習はして いなかったので、このまま独学して法科大学院に合格することは困難であると考え、友人や先輩に も受講生の多かった伊藤塾に大学2回生の秋に入塾することにしました。クラスの選択にあたって は、伊藤塾の講座の中でも講義にメリハリがあり必要な知識を効率的に修得できそうな呉クラスを 選びました。志望校は、3回生枠があり受験科目が少なく(憲法、民法、刑法、会社法のみ)、通っ ていた大学と同じ地方にある法科大学院を選んで受験しました。

私の勉強法

基礎学習について

伊藤塾に入塾する以前に大学の授業で学習してある程度の知識がついていた科目もありました が、法科大学院入試は論文式試験であるにもかかわらず論文の書き方がほとんどわかっていない状 態だったため、まず論文の書き方を知ることを目標にしました。そのため、まずは論文マスターの 問題を自分で解いてみてから講義を聴き、わからなかった部分や理解が不十分であると感じた部分 のみ基礎マスターを受講しました。そのような学習の中で今までの自分の知識がいかにあやふやで 脆弱なものであったのかを痛感しました。また、会社法については大学の授業で学習した際に非常 に強い苦手意識を持っていたため、夏休みを活用して集中的に完全マスターを受講しました。学習 支援システムは、判例の学習や短答式試験の過去問をスキマ時間に効率よく学習することができ、 苦手な分野を集中的に学習できるという点で役に立ちました。私は入塾してから受験までの期間が 非常に短かったため、もっと早くに入塾していればもっと余裕をもって学習を進めることができた のにと思い苦労することも多かったので、学習のスタートは早い方が良いと思います。大学の授業 の予習・復習や定期試験対策としても、伊藤塾のテキストは重要なポイントがまとまっておりラン ク付けもされているため非常に役立ちました。早期卒業するためには普段の学部成績も重要なの で、伊藤塾の講義と教材があってよかったです。

法科大学院対策について

私は伊藤塾への入塾時期が遅く受験までの期間が短かったため、学習が進んでおらず立命館大学 法科大学院の前期入試は受験したものの不合格になってしまいました。しかし、開示された得点を 見てみると自身が想像していたよりも合格ラインとの距離が離れていなかったことがわかり、中期試験までの期間に苦手意識のあった会社法を中心に集中して学習しました。法科大学院入試の日が 近くなると論証パターンを何度も読み、ランクの高いものは特に意識して学習しました。立命館大 学法科大学院は会社法だけでなく手形法・小切手法が必ず出題されるため、意識して学習しました。 それ以外の法科大学院受験対策としてはパーソナルステートメント対策講座を受講し、数年分の過 去問を見た以外には特別なことは何もしていません。論文マスターの問題を自分で解いてみてから 講義を聴き、わからなかった部分や理解が不十分であると感じた部分のみ基礎マスターを受講する というスタイルを継続していました。また、同じ法科大学院を受験する仲間が身近にいたこともモ チベーションを保つといった面で良かったと思います。受験当日は、試験問題の中にはわからない ものもあり周りの受験生がとても優秀に見えたため合格することは難しいのではないかと感じまし たが、諦めず必死に答案を書いたら何とか合格を手にすることができました。伊藤塾なしには絶対 に合格できなかったと思います。

早期卒業・飛び入学合格について

法科大学院を目指すのであればほとんど単位も修得し終わっている4回生になる意味はあまりな いと感じていたし、1年分の学費と生活費が節約できるという面からも早期卒業制度はメリットが 大きいと感じています。早期卒業のためには法科大学院に合格することだけでなく学部での成績も 非常に重要視されるので、専門科目は伊藤塾を活用しつつ教養科目や外国語科目でも手を抜かずに 学習する必要があります。 

おわりに

私は伊藤塾に入塾してから1年しか経っておらず勉強時間も足りていなかったので、立命館大学 法科大学院、神戸大学法科大学院に合格したことに自分でも驚いていますし、伊藤塾がなければ合 格することはできなかったと思っています。しかし、法科大学院合格はゴールではなく、法曹を目 指すためのスタートラインに立ったに過ぎません。法科大学院入学後、つらいこと、大変なことも あるかと思いますが、伊藤塾の講座を受講し確かな実力を養成すべく日々精進していこうと思いま す。これから早期卒業、法科大学院を目指す方も自身の目標に向かって諦めずに頑張ってください。