大学1、2年から伊藤塾で学習しておけば 学部成績で悩まずに済んだのに


C.Wさん: 大阪大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]: 3.19  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=11:49:40:34 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、 法科大学院別法律科目論文模試など

合格校/大阪大学法科大学院(既修)

はじめに

私は、中学生の頃からぼんやりと弁護士になりたいとの思いを抱いていました。そこで、法学部 に進学しましたが、自分が司法試験に合格することが可能なのか不安になり、すぐに法律の学習を はじめる決心ができませんでした。そして、大学2年生も終わりに近づく中、将来の進路を本格的 に考え出しました。恥ずかしながら大学の授業を真面目に受けてきていなかったので、基礎知識も ほとんどなく、受験指導校に入ろうと思いました。そのような中、伊藤塾で学習をはじめていた友 人からすすめられ、大学3年生の4月に伊藤塾に入塾しました。結果的に効率よく学習することが できたため、入塾して良かったと考えています。 

私の勉強法

基礎学習について

まずは、1年間かけて基礎マスターを受講しました。もっと早く受講し終えたいと考えていまし たが、集中力が続かず1年かかってしまったことが反省です。ここでのタイムロスが後に大きく響 くこととなったので、基礎マスターはとにかく早く1周聴き終えることが重要であると感じまし た。そして、4年生の4月から論文マスターの受講を開始しました。基礎マスター段階での復習が ほぼできていなかったため、予習の際にその都度該当箇所のテキストを読み込むことで知識の整理 と同時進行で論文の学習を進めていきました。論文マスターを受講している途中で問題研究の2周 目が法科大学院入試に間に合わないと判断し、1周のみで知識を定着させるために重要事項を論文 ナビゲートテキストに一元化し、10月上旬に論文マスターを終えてからは、ひたすら論文ナビゲー トテキストを読み込んでいました。論文ナビゲートテキストは、特にA、B+のものを優先的に覚え、 時間がなかったためBランク以下のものは数回読むだけに留めました。

法科大学院対策について

〈大阪大学法科大学院について〉
夏の段階で過去問を解こうとしたところ、解答がなく困っていたため伊藤塾の阪大対策ゼミに参加しました。ゼミでは、参考答案をいただけたり、答案を添削してアドバイスをいただいたりして、 本番への自信とすることができました。また、試験時間がタイトだったので、実際に本番通りの時 間で過去問を解き、時間配分に慣れるようにしました。本番では、その甲斐もあって焦らずに解く ことができました。

〈京都大学法科大学院について〉
京大は、例年手形・小切手法や統治の分野が出題されていたので、基礎マスターテキストで該当 分野の復習をし、備えました。そして、直前にはBランクなどの少しマイナーな論点も確認しました。また、京大は学部成績の占める配点が非常に大きいです。少しでも定期試験で良い成績を取っ ておくことが非常に重要であると思います。

〈神戸大学法科大学院について〉
行政法や刑法で特殊な出題が見られたので、過去問に目を通しておいたほうが良いと思います。

おわりに

伊藤塾を利用したことで、計画的に効率よく学習することができました。自分の心残りとしては、 大学1、2年の時に学部成績の重要性を認識しておらず、Cばかりとってしまっていたことです。 3年以降、法科大学院進学を本格的に考え出したときにはすでに取返しのつかないことになってい ました。私のように学部成績で悩むことのないようにできるだけ早く伊藤塾に入塾し、大学の期末 試験もできる限り頑張ることをおすすめしたいです。