ふわふわと目指していた司法試験合格という目標が明確になり、 後に引けない状態を作ることができ、自身を成長させるきっかけとなりました
浦山太一さん: 関西学院大学法学部3年 ◆学部成績/[GPA]:2.65 S:A:B:C=24:42:36:10 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試
合格校/神戸大学法科大学院(既修)早期卒業、 関西学院大学法科大学院(既修)早期卒業・全額免除
はじめに
法曹家を目指したきっかけは、今は亡き祖父とテレビを視聴していた時に、弁護士の方が出てい る番組を拝見し、祖父に弁護士になったら嬉しいかと聞いた時に、とても嬉しいと答えてくれたの で、それがきっかけで目指すようになりました。もともと、神戸大学を志望していたことと、六甲 山に登りたいという理由で志望しました。大学1年生の夏に伊藤塾に入塾し、通信の方で受講して いましたが、時間をとるのが非常に難しいため、やや遅れがちでしたが、細やかな復習をし、論文 ナビゲートテキスト等を読み、知識の抜けを最小限に抑え、受講の際は集中するよう心がけていました。
私の勉強法
基礎学習について
私は、通信で講義を受けていたため、良くも悪くも自分の時間の調整、やる気次第でどれぐらい 進めることができるかというものであり、また、生活のためにアルバイトも行っており、学習時間の確保に苦労しました。主に、電車や少しの休憩時間に基礎マスターのテキストを熟読し、配信講 義を視聴できる時はすぐに視聴するようにしていました。法科大学院の受験を控えた時には、論文 マスターのテキスト、論文ナビゲートテキストを使い基本論点の論証や論述方法を学び、その後基 礎マスターのテキストを読み直し、細かな論点であったり、法何条か覚え直したりなど、基礎を固めることに集中しました。私は、早期卒業で法科大学院を目指しましたが、法律科目以外の一般教 養科目の勉強時間を法律科目の勉強に充てたりなどしてしまったため、成績が芳しくはありません でした。ただ、伊藤塾の講義で論述や、基本事項を確認し、必要最低限の論述を書けるようになりました。
法科大学院対策について
関西学院大学法科大学院においては、自分で過去問を演習し、傾向と対策を練りました。基本的な論点を問われることが多いため、論文マスターのテキスト、論文ナビゲートテキストは非常に役 に立ちました。また、判例を意識した問題も多いため、論述を書くとともに、基礎マスターのテキ ストで判例を確認することも役に立ちました。 神戸大学法科大学院においては、上記と同様の手法をとるとともに、やや、論理構成を重要視しているかもしれないと考えたので、問題提起、規範、当てはめ、を意識し、説得的な文章を作れる ようにしました。論点も重要ですが、根本の論理を学ぶことが重要と感じました。
早期卒業・飛び入学合格について
伊藤塾の講義は大学の授業での専門科目の勉強にもとても役に立ち、成績をある程度維持することができました。早期卒業は、学費が1年要らなくなることと、皆よりも1年のアドバンテージを 得ることができると考えたため、目指しました。具体的には、1年早く司法試験を受験でき、働くことができるということです。メリットは、上記の通りですが、デメリットとしましては、通学時 間、バイト等あったため、大学生らしい生活はあまり送れないことですかね、別にデメリットでも ないですが、という訳で、あまりデメリットは感じません。強いて言うならば、自分自身の到達度 に不安を抱くことです。
おわりに
伊藤塾の入門講座を受講したことにより、ふわふわと目指していた司法試験合格という目標が明確になり、後に引けない状態を作ることができ、さらには、自身を成長させるきっかけとなりました。法科大学院入学後は、根本の理由に対して私は、理解度がやや不足しているため、突き詰めていき、成績も好成績を取ることができるよう精進します。私は1人で勉強していましたが、現在、 1人で勉強している方、途中で心が折れそうになったり、諦めたくなるでしょうが、その時は友人に会う、休憩する、という息抜きも重要です。適度に勉強してください。