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勉強ゼロの日が気持ち悪いと思えたら、勉強の習慣化・ルーティン化に成功です!

C.Bさん
慶應義塾大学法学部3年
法曹コース5年一貫型特待生合格
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型全額免除

学部成績:3.71 /S:A:B=35:14:3

受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
基礎マスター(入門講座)法改正対応完璧な履修

はじめに

伊藤塾に入塾したのは大学1年生の2月でした。法律家を目指したのは、私生活で弁護士の方と関わる機会ができ、その際に法律のお話をしていて向いていると言われたため、興味をもって始めました。弁護士の方が「司法試験なんて日本語がわかれば大丈夫」と言っていたのが印象的だったのと、裁判傍聴などをする機会があって面白いと思ったことが大きいです。私の世代は入学時からコロナ禍で、ほぼ大学が機能せず、時間が有りあまっていたので、気軽な気持ちで始めました。また、それまでの学部成績がよくて、大学に法曹コース制度があるということも後押しになりました。入学したての頃に、先輩に司法試験を目指すならダブルスクールは必要不可欠と言われたことや、周りの同級生ですでに勉強してる人の大半が伊藤塾を使っていたことから、最初からダブルスクールをするなら伊藤塾がいいなと思い、カウンセリングを受けてから受講をしました。1年生の頃は前期の成績が3.3、後期が3.6で合計3.5ほどのGPAをとれたため、2年生から勉強を始めたとしても十分法曹コースで早く院にいけると踏み、予備試験に2年合格するのと変わらないペースで司法試験に臨めると考えて、とりあえず法曹コースも目指していました。5年一貫型で進学できると、環境(引っ越しや教授、友達など)の大きな変化がないのも利点だと思っていたので、学部と同じ慶應義塾大学の院に行きたいとも思いました。

私の勉強法

◇基礎学習について

基礎学習については、もともと1年生の大学の勉強を終えてから伊藤塾に入ったので、憲法・民法・刑法については復習のような形で受講できました。大学の授業もしっかり資料や教科書に目を通していたので、頭にするすると入ってきて全く勉強は苦痛ではありませんでした。とにかく遅れないようにコツコツと、また、時間をかけたくなかったので、大体倍速で受講していました。2年生になると演習系の科目が増えるので、伊藤塾の講義はその時のテストに活かすことができました。ダブルスクールをしていると、日頃からかなりの量の勉強をこなすことでそれが自然とルーティンになるため、日々の小テストもそこに組み込むことができたのが大きかったです。基礎マスターの受講・復習としての学習支援システムの繰り返しの日々でした。そのおかげで盤石な基礎力をつけることができたと思います。結果として予備試験短答式試験にも合格でき、高いGPAが得られているのだと思います。狙って工夫したところはないですが、振り返ってみて思うのは、勉強の習慣化・ルーティン化に成功したことです。勉強ゼロの日が気持ち悪いな、と思える感覚を無理せず作れたのが、よかったです。

法科大学院対策について

慶應義塾大学の5年一貫型法曹コースは、大学受験でいういわゆる指定校推薦や内部進学にあたるので、とにかくGPAの向上に努めました。ステートメントや3年生の演習科目の結果ももちろん大事ですが、結局は成績の数字の良し悪しかなという印象があります。正直3.0前後でも合格することは可能ですが、やはり慶應義塾大学法科大学院は年間160万円もかかるので、110万円の授業料の全額免除を目指すためには3.5は取りたいと考えていました。私の一個上の世代は確か45人中10人ほど全額免除を得ていたと説明会で聞いたので、成績さえよければ高い可能性で狙えると思います。そして、GPAを高くするには、早くからの伊藤塾での受講が大事だと思います。私は実質2年生からの受講なので1年生の早くから始めていた人をいつも羨ましく思っていました。1年生で一周を早く終えてしまえば大学のテストは簡単ですし、法律のテスト勉強を縮小して、一般教養や語学に時間を割いてそちらの成績を上げることにもつながります。2,3年になると演習科目が増えるため、その点では論文マスターを早く聴き終えるのも重要だと思いました。また予備試験との並行については、やることは変わらないので、ただ伊藤塾で教えられたことの反復を信じてやれば十分です。法律以外の科目はもちろん自力ですが、ちゃんと情報を得て履修を賢くやれば、簡単にS評価は得られると思います。体育で底上げするのもありですね。後輩にアドバイスするなら、授業を捨てずに、かつ、受講もコツコツやり努力し続けるのが一番重要だと思います。正直、法曹コースは努力し続ける人が勝つ世界で、リタイアする人も多いので、根気強くしがみついていれば落ちることはないです。倍率も低いので、確実に法科大学院に進学するためにも頑張ってください。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと

私は3年生の短答に受かりましたが、論文の勉強と法科大学院入試の両立は正直大変でした。5月15日に短答を終えると、5月末には法務演習の内部試験と法律前半科目が待っています。そのせいで論文の勉強を始めるのが6月になってしまうのが大変でした。先輩が「法曹コースは予備試験に合格させる気がない」と皮肉を言っていたのを思い出します。そのため、両立したい人は、日頃からちゃんと短答と論文の勉強をしておかないと間に合わないです。前半科目試験は割と簡単なのでなんとかなりますが、法務演習の授業内試験は法曹コースの合否に直接関わるため、しっかり対策が必要になります。具体的には予備試験にもつながるように意識して法務演習の勉強をしていました。

おわりに

伊藤塾を利用すると一周を早く終えられるので、終わりが見えることで安心するし、今後の計画が立てやすくなります。本当に法曹を志すなら、とにかく早めの受講とコツコツと努力を続けることが大事だと思います。法科大学院入試は予備試験よりも全然レベルが低いですし、普段から予備試験を目指してちゃんと勉強していれば大丈夫なはずです。ステートメントも、一種の論文試験として自分の表現力や日本語力を見せる場面といえるので、いつもの答練が活かされると思います。情報戦の部分も多少あるので、同じ仲間を作ることも、メンタルの観点からもいいです。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。