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私の法科大学院入試合格にとって伊藤塾は欠かせない存在だったと強く感じています

M.Yさん
慶應義塾大学法学部 3年
法曹コース開放型合格
【合格校】慶應義塾大学法科大学院(既修)法曹コース開放型

学部成績:3.75 /S:A:B:C=53:46:30:1
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
論文マスター(入門講座)無料公開講座信頼感

はじめに

[法律家を目指したきっかけ]
私は、大学入学時点では法曹の道を本格的には考えていませんでした。司法試験受験を意識しはじめたきっかけは、法律サークルの同期に法曹志望者が多く彼らに刺激されたことで、幼い頃から抱いてきた弁護士という職業への漠然とした憧れが強まったことでした。

[慶應義塾大学法科大学院を選んだ理由]
1年次から法曹コース指定科目を履修していたため、3年次での卒業を目指し、2023年度の慶應義塾大学法科大学院入試を受けようと決めていました。

[伊藤塾を選んだ理由・入塾次期]
私が司法試験を目指すきっかけとなったサークルの同期に伊藤塾生が多かったことと、何といっても合格実績の多さが決め手となりました。2年生の5月頃に入塾させていただきました。

[伊藤塾で学ぶメリット]
後述するように、やはり教材に掲載されている内容の精度が高く、他の教材に頼らずとも、安心して伊藤塾の教材のみに絞って勉強できる点が最大のメリットであると考えます。

私の勉強法

◇基礎学習について

[学習のポイントや勉強方法]
基礎マスター講義の受講をできる限り進めることを意識しつつ、隙間時間を利用して学習支援システムを使った復習を行いました。

[学生生活へのメリット]
入塾時期があまり早くなかったこともあり、基礎マスターなどで予習して学部の講義で復習するといったサイクルは確立できてはいませんでした。もっとも、学部の講義や難解な基本書等では理解が難しかった分野も、伊藤塾講師の方々によるわかりやすい解説によってスムーズに理解できた点で、学部成績に関してもメリットがあったと感じています。

◇法科大学院対策について

[伊藤塾教材をどのように活用したか]
恥ずかしながら、前期の試験が終了した3年次の7月末時点で、私は憲法・民法・刑法の論文マスターはおろか、基礎マスターでさえも受講し切れていない状況でした。当然論文問題を解く力はなく、かろうじて刑法だけは何とか形にできるという程度でした。そんな状態から、憲法・民法・刑法だけとはいえ、残り1ヶ月あまりで法科大学院合格レベルまで到達する必要がありました。そこで私は、伊藤塾の合格体験記にて多く見られた「法科大学院対策には論文マスターと論文ナビゲートテキストで十分」との意見を参考に、①論文マスターで断片的な知識の整理と答案の書き方を身につけ、②論文ナビゲートテキストを用いて論証の暗記と知識の一元化を行うこととし、これらの学習に集中することを決めました。

[各講座や教材がどのように役立ったか]
論文マスターに関しては、本来は答案構成をしたうえで受講すべきものではありますが、私は問題を見ても何を書くべきか全く浮かばないことも少なくなかったため、どの条文が関係しそうかを少し考えた後で、わからなければ諦めて講義に移る、という方法を採っていました。問題研究テキストは良問が網羅的に収録されており、「この一冊を完璧にすれば大丈夫」という安心感とともに学習できました。また論文ナビゲートテキストに関しては、一字一句覚えることにこだわらず、正の字を書きながら何度も忘れては覚えてを繰り返しました。論証部分だけでなく、その他の部分も重要ポイントがコンパクトにまとまっている点で大変有用でした。論文マスターを進めるうえで気づいた点も書き込むことで、試験直前に見返すことができた点も良かったです。

[慶應義塾大学法科大学院に向けた具体的対策]
慶應法科大学院の特徴としては、民法の時間設定がタイトで比較的難易度が高いことや、刑法の難易度が他科目に比べ比較的低いこと等が挙げられます。私は特に民法を苦手としていましたが、論文マスターを受講後、忘れた頃に答案構成のみして答案例と見比べることを繰り返した結果、かなり苦手意識をなくすことができたと実感しています。また刑法に関しては、去年までと問題の形式が大きく変わっており焦りましたが、論文マスターで分野の偏りなく学習できていたおかげで失敗しませんでした。

「合格の秘訣」について

1年次の成績が足を引っ張ったこともあり、5年一貫型でなく開放型での受験を決めました。慶應の学生が慶應義塾法科大学院の開放型を受けるケースはあまり見られないようにも思えますが、伊藤塾教材に対する信頼感のおかげで、不安で勉強が手につかなくなることもなく着実な学習ができました。

おわりに

[伊藤塾を利用してよかったこと]
前述したように、伊藤塾で学習する最大のメリットは、教材の良質さと合格実績に由来する信頼感があることによって、方向性を見失うことなく実力を付けられる点にあると考えます。また、法科大学院対策の無料講座にてどのような点を意識して勉強すべきかを伺えたことで、入試まで残り1ヶ月ほどという余裕のない状況でも効率的に対策し、大きく力を伸ばすことができました。以上のように、私の法科大学院入試合格にとって伊藤塾は欠かせない存在だったと強く感じています



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。