法科大学院対策は、予備試験を目指した学習に法科大学院の過去問の検討だけで大丈夫。
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M.Oさん |
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学部成績:3.25 /S:A:B:C=7:51:44:27
受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング
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論文マスター(入門講座) | 質問制度 | 勉強する |
はじめに
法律にもとから興味があり、ドラマの影響もあり、法曹を目指すことにしました。
私は大阪大学の法学部法学科に通っていました。そのため、周りには阪大、神大、京大の大学院に進学する友人が多くいました。大学院で友人が最初からいるのはとても大切に感じたので、その三校を受験しました。また、東大、一橋大はTOEICのスコアが必要であり、英語の勉強に時間を割くのは効率が悪いと思ったので、その二校の受験はやめました。
大学で伊藤塾の説明会が開かれており、また先輩や友人に伊藤塾に通っていた人が多かったので、伊藤塾を選びました。大学2回生が始まる時期に入塾しました。
伊藤塾で勉強する利点は、基礎マスターで基礎を押さえることができる点。学校の授業ではなかなかやる気が出ないと思うので、すごく役に立つと思います。また、論文マスターでは、論文の模範解答があること、簡潔にまとめられた論証パターンが多くあることが利点であると考えます。
私の勉強法
◇基礎学習について
まず、基礎マスターの受講の仕方としては、とにかく早く基礎マスターを見終わること。途中で復習したくなると思いますが、それよりもまず終わらせて、論文マスターを受講する際にその部分を復習するのが最も効率が良いと考えます。もちろん、理解できていない分野がある場合は、理解できるようになるまで考えてください。完璧に記憶する必要はないということです。
論文マスターは、先ほど述べた通り基礎マスターを復習しながら受講してください。また、論証パターンが出てきたらそれは必ず覚えるようにしてください。論証パターンについてですが、論文ナビゲートテキストに書いてある論証は全て覚えてください。論文マスターが終わった後で大丈夫です。
◇法科大学院対策について
法科大学院受験についてですが、過去問を解くこと以外はどこの法科大学院でも勉強法は同じです。上で述べた通り、基礎マスターを受講。論文マスターを受講しながら基礎マスターの復習。そして論文ナビゲートテキストの論証パターンを全て覚えます。その後は問題研究で問題演習をします。法科大学院受験が近づいたら、過去問を解きます。過去問には模範解答がないので、たくさん友達を集めて答案を見比べて正解を探してください。サイトに書いてある合格者の再現答案的なものは、間違えているものも多いので、模範解答としては使わないでください。私は受講していませんでしたが、大学院の講座を受講するのが一番手っ取り早いと思います。私は予備試験が終わってから過去問以外は何もしていないので、予備試験の勉強はそのまま大学院の受験に活かされます。短答知識がそのまま論文に出たりするので、短答受験をしておくのはおすすめです。大阪大学と神戸大学については、上の通りです。京都大学について特筆すべきことは、憲法では統治、商法では手形小切手が出るので、そこの部分については予備試験で対策していた以上の勉強が必要です。論文ナビゲートテキストの論証パターンを覚えて、過去問を解くだけで十分だとは思いますが。あと、手形小切手は短答の勉強が直結するので、短答大事です。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
併行受験において工夫したことは全くありません。予備試験の勉強を全力でやって、落ちてから過去問を解く。京都大学は手形小切手と統治の論証パターンを覚える。それしかやってませんでした。
おわりに
何度も述べてますが、伊藤塾を利用してよかったことは、論文に模範解答がついていること、論証パターンが豊富にあることです。大学院入学後は、学問を学ぶことを楽しむのが目標です。司法試験では高い順位をとって、選択肢を広げることができればと思います。これから合格を目指す方へ、学びはじめは勉強が大変に感じると思いますが、楽しんで学習を進めてください。応援しています。