真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」

基礎マスターは非常に充実した教材でした

F.Kさん
早稲田大学法学部4年
予備試験とW合格・法曹コース
5年一貫型合格
【合格校】
早稲田大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型 学費半額免除

予備試験受験経験あり法曹コースで合格部活/サークル/アルバイトと両立

受講講座:司法試験入門講座(本科生)、予備試験 論文直前答練 + 全国公開論文模試など

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
コンプリート論文答練カウンセリング制度(合格者・講師など)論文対策

はじめに

伊藤塾には、大学1年の6月に入塾し、夏から本格的に受講し始めました。きっかけは、大学の法律サークルが主催していた、伊藤塾の合格者と対談ができるZoom会に参加したことでした。なるべく早めに始めた方がいいことや、どれくらいの時間、期間勉強しなければいけないのかなどを聞きました。その時点では、法曹は、将来の進路の一つの選択肢くらいに考えていましたが、その対談で入塾を決断しました。自分は、高校時代から言葉(弁論)を使って争いを解決していく弁護士の姿に憧れていたので、それが弁護士に興味をもったきっかけですが、本当に弁護士を目指そうと思ったのは、この対談の時でした
大学生活の前半は、体育会系の寮に入っていたので、そこでの生活と勉強の両立は大変でした。寮での活動に参加できない部分で白い目で見られたり、負い目を感じていたところもありましたが、協力的な姿勢を示しつつ、自分の予備試験への本気の姿勢を伝えていたため、途中までは両立できていたと思います。しかし、規則正しい生活をしたい自分にとっては、バンカラな生活習慣をしている学生とは中々合わず、途中で寮を出ました。寮に残り続けていたら、今はないと思うので、選択は間違っていなかったと思います。

私の勉強法

◇基礎学習について

今考えれば、基礎マスターは非常に充実した教材であったと思います。基本書を一部読みましたが、本によっては、初学者なら知らなくてもいい論点について扱っていたりして、どの知識がどれくらい重要なのかがわかりづらいと思います。それに比べ、基礎マスターテキストは、基本的なこと(基本といってもレベルは高いが)が記載され、講義でランクわけや、マークを引くことで暗記も効率よくできます。また、講義で講師の発言をメモに取ると、理解しがたい部分についての理解が可能となるなど、非常に役立ったと思います。

◇インプット(基礎的な法知識の修得)とアウトプット(答案の作成)との関係について

今考えれば、基礎マスターは非常に充実した教材であったと思います。基本書を一部読みましたが、本によっては、初学者なら知らなくてもいい論点について扱っていたりして、どの知識がどれくらい重要なのかがわかりづらいと思います。それに比べ、基礎マスターテキストは、基本的なこと(基本といってもレベルは高いが)が記載され、講義でランクわけや、マークを引くことで暗記も効率よくできます。また、講義で講師の発言をメモに取ると、理解しがたい部分についての理解が可能となるなど、非常に役立ったと思います。

 

<インプット(基礎的な法知識の修得)とアウトプット(答案の作成)との関係について>

1年目は、8対2くらいの割合でインプットに時間をかけていたと思います。2は問研を見て、論点の使い方を知ったり、ゼミで答案を書くくらいでした。今思えば、インプットのスピードを落として論文(答案構成)をしながらの方が定着の速さはもっと速かったのかとも思います。

◇論文学習について

2年目の短答が終わったあたりから本格的に受講し始めました。最初の1周目は、基礎マスターで得た知識の使い方、答案への表現の仕方を学ぶため、答案作成はせず、部分的に答案構成をしてオンライン講義を受けるという方法を取っていました。夏終わりまでにほぼ1周した後、2周目でコンプリ答練をペースメーカーにしながら答案構成をしていきました。この間に2週間で1科目で論証を覚えていました。

予法科大学入試を「法曹コース」で合格された方

法曹コースを選択すると、必修以外のほぼすべての科目が予備試験の科目である7科目になります。そのため、予備試験の勉強をしていれば、単位を落とす心配は全くありませんでした。ただ、授業を集中して聞いていないと評価が上がらなかったり、受験指導校で教わっている言い回しを嫌う先生もいるので、最初から高成績を取ることは考えていませんでした。

法科大学院入試を「法曹コース」「5年一貫型」で合格された方

「5年一貫型」を選んだのは、試験対策をしなくてよかったからです。合格の秘訣は自分にもわかりません。GPAで決まると言われているので、高いGPAを維持することが重要なのだと思います。自分は大学在学中に予備試験に受かることだけ考えていたため、大学の授業や課題で気を付けていたことは特にないです。

おわりに

予備試験に合格したため、法科大学院には進学せず、次は司法試験です。個人的には油断せずに司法試験対策をしつつも、残りの非社会人生活でたくさんの経験をつめるようにバランスの良い生活をしていきたいと思います。



※プロフィールは2023年度合格時点のものです。