多くの合格者と同じ教材・情報を持つことができる伊藤塾に、入らない理由はありませんでした

大学在学中に合格

E.R さん
 

合格者イラスト
東京大学法学部3 年在学中
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文直前答練+ 全国公開論文模試、予備試験全国公開短答模試、予備試験口述模試

※プロフィールは、2016年合格時点のものです。

はじめに

大学に入学して、弁護士が主催するゼミに参加するようになりました。そこで社会的に不当に弱い立場に置かれてしまった方々のため懸命に活動するその姿を見て、自分がこういう弁護士に憧れを抱いていたことを思い出し、今からでも勉強をはじめようと大学1 年の6 月ごろに伊藤塾への入塾を決めました。
独学も考えたのですが、浪人時に大学受験予備校で成績が伸びたことから、今度は最初から受験指導校を用いて勉強しようと考えました。伊藤塾はそのなかで予備試験に最も多くの合格者を送り出しており、多くの合格者と同じ教材、情報を持ったうえで受験に臨むことができる、という点だけをとっても予備試験受験で伊藤塾に入らない理由はありませんでした。また、法律の勉強は実務と学説が乖離している部分が多いこともあり、基本書を用いて独学することは困難を極めます。伊藤塾の講師の方々が必要十分な量の情報をまとめた、テキスト、講座を用いて勉強することが予備試験の合格には効果的です。

私がとった勉強方法

伊藤塾の教材については、予備試験の合格に必要な情報が適切にまとめられていると感じます。これだけの知識を独学で学ぼうとすると、一科目につき何冊もの基本書を読み比べなければいけなくなりますが、実務、学説が割れている論点についても基礎マスターテキストで判例、学説の整理が明瞭になされているので、効率的な学習ができました。
講義については、大学の授業とは比べるべくもなく伊藤塾の講義の方がわかりやすいです。伊藤塾の基礎マスターでは、特にこれといった予習も必要なく、容易に理解が進むような工夫がなされており、忙しい時期には本当に助かりました。伊藤塾のテキストなくしては予備試験の短期合格は不可能でした。

伊藤塾の学習と大学生活、仕事、家庭との両立、学習フォローについて

私の家庭では、家計が厳しく、受験指導校代や大学の学費を自分で調達しなければなりませんでしたが、基礎マスターテキストは理解がしやすいように作られているので、バイトや大学での模擬裁判運営などの活動と並行して予備試験対策の学習を進めることが可能でした。大学での期末試験については、基礎マスターテキストの中身が理解できていれば、全ての科目において一夜漬けで単位が取得できました。

合格後を見据えて

これから、法曹界のみではなく、先進国を中心に社会全体が苦しい状況になっていきます。そのような中で、過労死問題や不当解雇など、十分な努力をしているのに、何も責められるべき点などないのに、不当に社会的に弱い立場に置かれてしまう人が多く出てくるものと思われます。そういった方々が再び自分に誇りをもって、自分の足で立ち上がる一助となることができれば、少しは私にも生きる意味が見いだせるのかと思います。

最後に

このような試験の合否で勝者も敗者も決まらないように感じます。たとえ不合格であったとしても学びを通じてそれが自己研鑽につながり、人生の糧とすることができればそれこそ立派な勝者ですし、合格していたとしても法曹の風上にも置けないような人物になってしまえば敗者であると考えます。これから予備試験合格を目指す皆様方におかれましては、たとえ合格まで至らなかったとしても全員が自分は勝者であった、と言えるように自己研鑽を積んでほしいと思います。