残業ある仕事をしながら学習を再開し、8 ヶ月で合格。伊藤塾のメリハリをつけた勉強が合格の要因

大学在学中に合格

K.P さん
 

合格者イラスト
会社員
◆ 出 身 大 学 /東京大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験口述模試

※プロフィールは、2016年合格時点のものです。

はじめに

法律家を目指そうと、大学在籍時に伊藤塾に入塾し、講座を受講いたしました。その後、公的機関への就職を決意し、一度は法律家になるコースから外れましたが、就職して3 〜 4 年が経過し、働きながら予備試験を目指してみようと考えました。勉強をはじめるうえで、伊藤塾の試験対策講座に目を通し、再度伊藤塾の講座や教材を使用して勉強することが短期合格の近道であると考え、伊藤塾をメインに活用して勉強いたしました。結果として、勉強を再びはじめてから8 ヶ月で論文試験に合格できましたが、これも伊藤塾の講座・教材で着実な思考方法を身につけつつ、メリハリを付けた学習をすることができたことが要因であると考えております。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

私がとった勉強方法は、基本を大切にするということです。特に条文、趣旨、判例といった基本的なところをしっかりと押えることが短期合格の近道であると考えました。この点、伊藤塾は、趣旨や判例にかなり重点を置いて学習するところに特長があり、最適な学習をすることができました。他の合格者も同調することかと思いますが、論文式試験の合格に必要な知識の8 ~ 9 割は基礎マスターで学べると考えます。
もうひとつ伊藤塾の教材が優れていると感じる点は、論点や知識毎にランク付けがなされていて一見して何が重要かわかる点です。法律の学習は、何が軸となる論点であるかを把握することが近道な訳ですが、独学ではなかなか自らの選別眼を信じて選り分けることができません。逆に重要な論点を落としてしまうリスクがあり、なるべく網羅的に勉強しようというリスク回避姿勢となりがちです。伊藤塾ではこれまで蓄積してきたノウハウをもとに軸となる論点と派生的な論点が的確に分類されています。また、この伊藤塾に対する安定的な信頼を持てば、メリハリを付けた効率的な勉強法かつ真に必要となる法的思考方法がしっかりと身につくと思います。

短答式試験対策について

基礎マスターにより必要知識を修得していく過程で、ただ漫然と勉強するのではなく、短答に必要な知識やポイントはどこなのかを常に意識しつつ勉強することができました。独学では、ただ漫然と勉強することになってしまう可能性が高く、伊藤塾の教材を使用してよかったと考えております。

伊藤塾の学習と大学生活、仕事、家庭との両立、学習フォローについて

私の場合は、仕事をしながら、かつ、残業時間も相応にある環境での勉強でしたのでかなり大変な受験勉強となりました。そうした中でも、伊藤塾の講義・教材は重要なポイントが一目でわかるため、メリハリがついた効率的な勉強をすることができました。また、伊藤塾の講座は必要な範囲ややるべきことがわかりやすく整理されているため、合格に必要な到達地点から遡って何をすべきかを常に意識しつつ有意義に学習をすることができました。

最後に

勝因は、到達地点を見据えた的確な学習計画とメリハリをつけた勉強にあると考えております。伊藤塾の講座、教材には大変お世話になりました。これからの司法試験でもさらにステップアップできるよう頑張っていきたいと考えております。