はじめに

私の場合は、予備試験は司法試験へのルートのひとつという程度の認識しか持っていませんでしたが、やるからには最良を目指すという気持ちで、予備試験を中心に学習することとしました。

私がとった勉強方法

私が最初に法学の知識を得たのは、先輩にすすめられた『伊藤真の憲法入門』『伊藤真の民法入門』でした。法学のエッセンスが凝縮されたこれらの本から出発したことで、結果的に思考の取っ掛かりを得ることができたのではないかと思います。まず全体像や基本的な考え方を大まかにつかむことが、効率よくかつ正確に目標達成への道を歩むうえで重要です。
また、口述模試が非常に役立ちました。論文式試験の合格発表があったらすぐに口述模試の申込みをし、模試をひとつの区切りとして対策をとりました。伊藤塾の口述模試は候補日が多く、スケジュールを組み立てやすかった点も良かったです。

最後に

最後は真面目が勝つということだと思います。積み重ねてきた学習量は、試験の現場での精神的支柱になります。