出勤までの時間や電車の中、移動中、休憩時間などのスキマ時間を有効に活用しました
D.N さん
北海道大学法学部出身
◆ 受 講 講 座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試など ※プロフィールは、2018年合格時点のものです。
はじめに
私は2011年に東京地検特捜部により逮捕・起訴され、その後1年7 ヶ月受刑生活を過ごしました。その間に多くの方に応援をいただき、著名な弁護士の方々とも知り合うなど得難い経験をいたしました。今度は私がこの経験を活かして、弁護人・代理人としての立場で、理不尽な思いをされている方に寄り添い力になることはできないかと考え、2015年の行政書士試験受験後、伊藤塾長通学クラスに入塾しました。
私がとった勉強方法
基礎的な法知識・法理論の修得について
40代も半ばになり、記憶力の衰えは否定できないことから、繰り返すことにより知識を強制的に定着させる手法を採りました。1年目の基礎マスター時にA、B+ランクの定義や論点を全て定義カードにして、移動時間などに繰り返し学習するようにしました。2年目の論文マスター開始時には、まだとても論文を書けるレベルに到達していなかったのですが、講義では「問題研究」の論述例を現場レベルの記述に手直ししていただけます。「問題研究」は欠かすことのできない教材です。
勉強方法 短答式試験対策について
基礎マスター時にいただいた問題集を何度も繰り返し解きました。間違えた問題は、解説を読み、条文を引き、基礎マスターに戻って見直し、必要があればまとめノートに表を作成して整理しました。
勉強方法 論文式試験対策について
論文マスターを繰り返しました。そのうえで、コンプリート論文答練、論文直前答練を受講し、論文マスターでは拾いきれていない論点を定義カードに移して知識の補充に努めました。この3つの講座は、論文合格に欠かすことのできない三種の神器だと思います。
勉強方法 口述試験対策について
呉講師の要件事実集中講義と民事執行・保全集中講義を受講し、基礎的な事項をマスターすることができました。どちらも独学ではイメージがつきにくい科目なので、初歩の段階での知識取得にはもってこいだと思います。
働きながらの学習方法について
朝起きてから出勤までの時間や移動時間に、定義カードを見る、あるいは混みあった電車では講義を聴くなど、スキマ時間を有効に活用しました。また、手帳に論証を張り付け、出先での待ち時間や会社の休憩時間などに確認しました。
おわりに
伊藤塾は講師や受付スタッフの雰囲気がとてもよく、また校舎もきれいで塾生のことを一番に考えてくださっているなと思います。カリキュラムもしっかりしているので、伊藤塾を信じて司法試験に向け頑張っていきたいと思います。