一度の勉強は３時間まで。あまり集中が続く方ではないため、短期集中勉強法を採用しました

受講講座：司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開論文模試、予備試験口述模試など

はじめに

司法試験を目指した理由について。私の家系は代々法曹一家で、弁護士事務所を経営しています。そのため、自分が弁護士になり家業を継ぎたいと考えたため司法試験を目指しました。伊藤塾に入塾したのは大学１年生の時です。年上の従姉が既に伊藤塾に入塾していたため、自分も自然と入塾しました。

私の勉強法

◇基礎学習について

私は、大学１年時に伊藤塾に入塾し、伊関講師に基礎マスターを教えていただきました。講義に欠席することも多々あったのですが、自分で何度も基礎マスターテキストを内容が理解できるまで読み直しました。今思うと、この基礎マスターでの基本学習が短答や論文、口述で活きたと思います。

◇論文学習について

論文マスターについても、基礎マスターと同様にあまりライブでは出席することができませんでした。しかし、伊藤塾で出会った優秀な友達(予備試験を最短で合格する者)にアドバイスを受けながら論文の学習をしました。予備試験を最短で受かった人が伊藤塾にはたくさんいましたので、どうしたら予備試験の論文ができるようになるのか複数の人に尋ねたら、皆そろって論文マスターテキストさえ繰り返しておけば受かるといわれ、自分もただ論文マスターテキストを繰り返していました。真面目に講義に出席していた友達は予備試験に早々と受かりましたが、自分のように講義に真面目に出席していなくとも、論文マスターテキストを繰り返しておけば、時間はかかるけれど予備試験は合格できました。

◇短答式試験対策について

基礎マスターテキストの読み込みと短答式問題集を繰り返していれば受かると思います。

◇論文式試験対策について

論文マスターテキストを繰り返し、わからないところや足りないところを基礎マスターテキストや他の参考書や問題集で補えば対策としては十分なように感じました。とにかく、論文マスターを主体に組み立てていけば失敗はしないことは確かです。

◇口述試験対策について

伊藤塾の過去問集に加え、「完全講義　民事裁判実務の基礎（大島本）」や「基本形法」の各論を見ておけばよいと思います。大島本や基本刑法は伊藤塾のテキストではないものの、口述試験は落とす試験ではないため、多くの受験者平等に使用している参考書から出題されているように感じます。そのため、伊藤塾の塾生のみが使用する基礎マスターテキストや論文マスターテキストで学習するよりも、多くの受験生が平等で使用することができる大島本や基本刑法を使用する方がいいと思います。

学生生活との両立について

一度の勉強時間を３時間と定め、それを１日２セットしました。あまり集中が続く方ではないため、短期集中勉強法を採用しました。

おわりに

伊藤塾を利用して良かった点としては、周りに最短合格するような友達ができ、勉強法などを聞くことができることです。
また、基礎マスターテキストや論文マスターテキストの出来がとても良いため、内容をきちんと理解し、自分の知識として利用できるようにまでなると、予備試験レベルの問題であれば難なく対応できます。