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非法学部でも、縦のつながりが強く、相談しやすい伊藤塾の環境が、最も合格に直結しました。

D.Dさん
大学在学中合格
【予備試験合格時】早稲田大学政治経済学部4年 

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パック、予備試験口述模試など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
人の役に立つ仕事内容  コンプリート論文答練カウンセリング制度(合格者・講師など)高田馬場校の
縦のつながり

 

はじめに

司法試験を目指したのは、弁護士として人のためになる仕事がしたいと考えたからです。それは、「今ある能力の半分は自分の努力で得たものだとしても、残りの半分は周りの人たちのおかげ。だから、自分の持つ能力の半分くらいは周りの人のために使いなさい」という、高校時代の組主任の言葉に感銘を受けたからです。
司法試験の情報を調べる中で、合格率4%の予備試験が存在すること、受験指導校に通えば非法学部でも合格が不可能でないことを知りました。そして、高校3年生2月頃、伊藤塾を訪問し体験講義を受けたことをきっかけに、伊藤塾入塾を決めました。

私の勉強法

基礎学習について

基礎マスターで、基礎段階の学習を進めました。先聴き制度を積極的に利用し、1月までに基礎マスターを全て受け終えるようにスケジュールを立てました。これは、その年の5月短答合格に向けて十分な時間を確保するためです。そして、刑法・憲法・民法は横山講師の講義を、ほとんど全部スケジュールどおりに受けました。講義から遅れるとフォローが大変だと考え、「わからなくても出席はする、とにかく食らいつく」を第1優先にしていました。
講義の復習は、帰宅後か翌日に、必ず行っていました。また、横山講師は基礎マスター段階から、論文の個別指導を講師自ら行ってくださいます。そのため、学んだ知識の論文への表現方法や、説得的な文章作成のプロセスなど、将来的な到達点や自分の課題が早い段階から見えていました。私自身、何度も「一文が長い、読みづらい」「趣旨から書く」「ホームランを狙わず、ヒットを多く打つ」と講師に指摘されました。予備試験本番の緊張の中でも合格できたのは、横山講師の教えが頭に染みついていたからこそだと、強く思います。
加えて、基礎マスター段階で開講されていた特進ゼミで、論文勉強もしていました。ゼミで仲良くなった友達と、辛い時にも支えあえたからこそ、予備試験を乗り越えられたと思います。

◇論文学習について

先聴き制度を利用して、前年度の論文マスターをオンラインで聴講しました。コロナで短答試験が延期した期間に、一通り聴きました。論文マスターの問題は、何週か答案構成していました。論証作成の参考にすることもありました。論文マスターは他の伊藤塾生が多く活用しています。そのため、本番で論文マスター掲載問題の類似問題が出たときに、書き負けないようにすることを意識して、使用していました。

◇短答式試験対策について

過去問を、何度も繰り返し解きました。2年目以降は、ペースメーカーとして短答答練を使用しました。
1年目は、1月頃から短答を解きはじめ、基礎マスターを見返しながら理解を深めました。コロナで試験日が3ヶ月延長したこともあり、1年目から短答合格できました。
2年目以降は、短答直前期に、「短答答練」を使用しました。「短答答練」を3月から数週間に1回行いました。そして、点数が良ければ論文対策の時間を増やすなど、スケジュール調整のために使用していました。また、直前期は、条文素読もしていました。さらに、過去問を解く中で、何度も間違える問題や確認したい問題をまとめ、本番直前に確認していました。

◇論文式試験対策について

「コンプリート論文答練」や「論文直前答練」が役立ちました。これらは、内容・形式ともに予備試験本番に近い答練でした。そのため、実際に手を動かし、時間内に書き切る良い練習の機会でした。さらに、答練の問題を、繰り返し何度も答案構成していました。「○○がテーマの問題は、△△年度コンプリ第◇問」と瞬時に想起できてしまう程やりこみました。
また、解説冊子には、「ポイント」として解説が記載されています。その解説は、受験生の手が回らない基本書・演習書などの引用を踏まえた丁寧かつ充実したものです。そのため、手持ちの論証集の修正はほとんど答練の「ポイント」を参考にでき、非常に役立ちました。

◇口述試験対策について

『基本刑法各論Ⅱ』『完全講義 民事裁判実務の基礎 上巻』を熟読し、刑法各論・要件事実の勉強を徹底しました。また、上記二つに加え、執行保全の確認、刑事・民事手続きの確認、刑法・刑事訴訟法・民法・民事訴訟法の論文知識回復、過去問熟読をしました。さらに、予備合格者と複数回、過去問を利用した問答の練習をしました。
伊藤塾の講座は、口述模試を利用しました。本番の形式面を確認できた、という点で役立ちました。

「学生生活との両立について」

私は、非法学部(経済学科)で、かつサークルにも所属していました。経済学科の授業は予備試験にほとんど関係がありません。そのため、法律に触れる時間を少しでも多く確保する必要がありました。そこで、電車往復や空きコマをほとんど勉強にあてていました。
また、フットサルサークルに所属し、勉強の息抜きに度々行っていました。もっとも、サークル活動への電車往復時は勉強したり、短答・論文試験の直前期などは、勉強に専念したりするなど、調整はしていました。
そのため、優先順位をつけることができるのであれば、大学生活との両立を図ることも可能だと思います。

おわりに

まず、基礎マスター段階から予備試験最終合格まで、勉強・スケジュール指導などを親身にしてくださった、横山講師・伊藤塾出身合格者・スタッフさんには感謝しかありません。縦のつながりが強く、相談しやすい環境があった伊藤塾に通っていたことが、最も合格に直結したことと思います。
また、家族・中高同期・ゼミ・サークルなど、多くの方の支えがなければ、最終合格は絶対できませんでした。
感謝の気持ちを忘れず、司法試験まで頑張りたいです!



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。