圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾だからこそ、安心して勉強を続けられた

受講講座：司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、予備試験口述模試など

はじめに

弁護士を題材とした海外ドラマや日本のテレビを見て、弁護士という職業に憧れを抱いたのが司法試験を目指しはじめた理由です。それに加え、親が自営業を営んでいたこともあると思います。大学も法学部であったため、周りに目指す人もおり、身近な試験となっていました。
伊藤塾の選んだ理由としては圧倒的な合格実績です。入塾した時期は大学一年生の5月です。

私の勉強法

◇基礎学習について

私はオンラインで基礎講座を受けていました。まずは全体像を把握することが重要だと考えていたため、二倍速でガンガン進めていきました。全てを丁寧に検討しようとすると、時間がいくらあっても足りないので、どんどん進めていくべきだと思います。基礎マスターは合格に必要十分な知識が掲載されており、分からない問題に出会ったとしても、大体基礎マスターに戻れば解決します。インプットは早めに終わらせて、アウトプットにすぐ移行すべきです。アウトプットでインプットを補ってしまうのもひとつの手だと考えています。アウトプットをすることで、試験で問われる必要十分な知識の効率的なインプットが可能だからです。工夫した点としては、やはり完璧にしようとしないことです。覚えて忘れての繰り返しで結局覚えられます。

◇論文学習について

はっきり言って最初は全く書ける気がしませんでした。でも、そこで挫折するのではなく、ちょっと頭の中で考えてわからなかったら解説を聴くというような姿勢を貫いていました。論文マスターの一周目はすぐに解説を聴くという姿勢で、二周目もそんな感じでした。三周目くらいになると、だんだん問題点や書くべきことが頭に浮かんできます。自分は論文マスターを通して、論証なども覚えるといった方法で学習しており、その方法は結構効率的だったなと自負しております。最終的には五周くらいしたと思います。最後まで分からない問題もありましたが、講師の方が高ランクとしていた問題については完璧にしました。

◇短答式試験対策について

短答試験はとにかく過去問をやりまくりました。最終的には全部の教科を三周したと思います。とにかく過去問をやることに尽きると思います。過去問を解いていると、なんでこの答えなのだろうと疑問に思ってしまうこともありますが、最終的には知識として割り切って覚えていました。全国公開短答模試は自分の実力を知るツールとして使いました。

◇論文式試験対策について

論文試験の対策としては、とにかく論文マスターを繰り返すことに尽きました。最初は本当に書けるようになるのか疑心暗鬼でしたが、周回数が増えていくにつれ、勝手に実力がついていきます。論文マスターにはさまざまな問題が載っており、これを完璧にすれば予備試験には絶対受かると確信していたので、論文マスター以外は特にやっていませんでした。あとは、予備試験の過去問を時間をしっかり測って取り組んでいました。時間を測らずにやると、実際に自分がどのくらいの力があるのかを見誤ってしまうと思います。

◇口述試験対策について

口述に関しては、論文合格発表後から勉強に取り組みました。新問題研究や類型別で要件事実を確認し、基礎マスター刑法や刑事訴訟法を一周しました。また刑事手続きについては、刑事実務基礎の定石を読み込みました。論文の実務の過去問にも目を通して、知識を補充していきました。

「学生生活との両立について」

1年生の頃は、サークルが週3日ほどあったので、残り3、4日を勉強に当てていました。とは言っても、一日3時間も勉強すればいい方だったと思います。2年生になると、コロナが流行り始め、サークルはなくなり、授業もオンラインになったので、家で黙々と勉強していました。3.4年生では、サークルも再開され、授業も対面が多くなったものの、未だ家にいる時間もあったため、勉強に費やしました。また電車に乗るときは、いつも論証集の暗記を心がけていました。

法科大学院入試との併願について

法科大学院のホームページに載っている過去問を解いて、出題趣旨を確認するといったこと以外特に対策は行ってません。伊藤塾で予備試験を勉強してきているので、知識や答案の書き方に不安はなく、淡々と過去問を解くだけでした。

おわりに

やはり、なんと言っても圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾だからこそ、安心して勉強を続けられたと思います。また、塾でできた他の友達と自主ゼミなどを組んで互いに高め合うことができたのも、多くのシェアを誇る伊藤塾だから可能だったと思います。
司法試験に向けてもしっかり勉強していこうと思います。