伊藤塾でできた勉強仲間は一生ものの出会い

受講講座：司法試験入門講座本科生＋リーガルトレーニング、予備試験論文直前答練＋全国公開論文模試　など

はじめに

リーガルハイに憧れて。大学に入ってからは法治国家において法律を知らずに過ごしていくことはできないと感じたからです。また、女性ということもあり安定思考が強く、復職するかはさておき資格を持っておきたいというのも理由のひとつです。圧倒的な実績から伊藤塾を選び、大学1年生の4月末から学習を開始しました。

私の勉強法

◇基礎学習について

オンライン講義をひたすら倍速で再生しました。もっとも、大学1～2年生のうちはサークルが楽しかったり遊びが楽しかったり、あまり身に入りませんでした。その点では、対面の方が良いのかもしれません(私は実家が絶妙に遠く、またコロナの真っ只中だったこともあり断念しました。)基礎マスターは量が多くて消化しきれなかったので短答の学習支援システムと論ナビにとてもお世話になりました。また、大学の定期試験対策の時にそれと合わせて伊藤塾のテキストの言ってることがようやく理解できる、という感じでした。

◇論文学習について

論文マスターはひたすら周回しました。1番使ったテキストだと思います。最初の3周(講義を受けて、それを一度見て、もう一度読む程度)は全く頭に入らず、読み物を読む感覚ですが、そのあと答案構成をしようとした(もちろんまだできない)上で読み直してみたり、流れを抜き出してまとめてみたりする中で答案構成ができるようになり、最終的に全問答案構成し直しました。論文マスターが全部わかれば余裕で論文合格できると思います。

◇短答式試験対策について

学習支援システムでひたすら過去問を周回しました。1年目と合わせて、一番解いた問題は20回くらいは解いたと表示されていたと記憶しています。この方法が効率が良いものであったかどうかはわかりませんが、学習支援システムの解説でわからない文章がなくなるまでコピペしてまとめたりすることで、結果的にかなり余裕で通過できました。

◇論文式試験対策について

答案をフルで書くことは時間と体力を要し、時間が勿体なさすぎると判断したため私は4年次は模試と昨年の論文の分以外はほぼ一本もフルでは書きませんでした。その代わりに論文マスターの読み込みと、答案構成、そして論証の丸暗記に時間を使いました。東大入学時にある程度の国語力はついている自信があったことと、東大の授業でそれなりに成績を取っていたので、当てはめの仕方や文章の書き方が少なくとも東大教授にとって読み難いものではない、という2点からこの方法をとりましたが、割とおすすめできると思います。

◇口述試験対策について

模試にはとてもお世話になりました。すごく緊張して、当日のイメージと危機感をより現実的にすることができたのがよかったと思います。主査の方も2パターン経験できて、自分がパニックになりやすい部分や、入室の仕方の確認など、あらゆる「ちょっと気になる」部分を解消できたのがよかったです。

「学生生活との両立について」

1～2年のうちは両立と言っても大学生活を楽しみすぎた気がします。私は往復の電車の時間が長いため、電車の中でオンライン講義を聞くなどして少しずつ積み上げていました。また、短答対策の段階では移動のたびに学習支援システムで一問でも多く解くことを目標にしていました。アルバイトはコスパ重視で家庭教師しかしておらず、4年の時はほとんど勉強に全振りしていたので、時期を決めて勉強をしっかりやり切る、というのが近道なように思います。

おわりに

伊藤塾のおかげでたくさんの勉強仲間に出会うことができ、その人たちのおかげでここまで来ることができました。一生の出会いを作ってくださった伊藤塾には感謝しかありません。司法試験までそのままノンストップで頑張りたいです。