明日の法律家講座 バックナンバー
明日の法律家講座 東京校第174回
2010年12月18日(土)実施
弁護士としてのこれまで、そして、これから~伊藤塾出身の若手弁護士が熱く語る
【講師】
箭内 隆道 氏(弁護士、「虎門中央法律事務所」所属)
大久保 涼 氏(弁護士、「長島・大野・常松法律事務所」所属)
阿南 剛 氏(弁護士、「潮見坂綜合法律事務所」所属)
講師プロフィール
箭内 隆道 氏(弁護士、「虎門中央法律事務所」所属)
2000年 東京弁護士会登録
虎門中央法律事務所入所
2004年 東京弁護士会民事介入暴力対策委員会(2009年まで)
2006年 東京弁護士会常議員
*伊藤塾では平成8年秋から合格後の平成11年春まで勤務し、論文マスター教材作成、入門クラスクラスマネージャー等を担当
大久保 涼 氏(弁護士、「長島・大野・常松法律事務所」所属)
2000年 第一東京弁護士会登録
長島・大野・常松法律事務所入所
2006年 シカゴ大学ロースクール卒業(LL.M)
2006~2007年 Ropes & Gray、LLP-(米国ボストン勤務)
2007年 ニューヨーク州弁護士登録
2007~2008年 Ropes & Gray、LLP-(米国ニューヨーク勤務)
2008年 長島・大野・常松法律事務所復帰
2010年 長島・大野・常松法律事務所パートナー就任
阿南 剛 氏(弁護士、「潮見坂綜合法律事務所」所属)
2001年東京弁護士会登録
2007末吉綜合法律事務所開設(現・潮見坂綜合法律事務所)
講師からのメッセージ
今回の講師3名は、伊藤塾で合格後を共に過ごし、その時しかできない経験とは何なのかを模索しながら、ある意味 crazy な時間を共有してきた仲間です。
阿南は大学3年時に合格しましたが、その後伊藤塾講師を務める傍ら海外を放浪し、修習に入ったのは2年後でした。
大久保は、修習開始前に志願してアメリカ司法制度視察旅行を企画して責任者を務め、50名余の合格者を束ねて旅行を成功に導きました。
箭内は伊藤塾にアルバイトとして勤務しながら合格し、修習までは期間雇用社員となって、様々な合格者企画に関与しました。
3人は 1998 年初冬に行われた伊藤塾主催の「日本の将来を語る夕べ」と題した一泊旅行に参加し、10年後の自分をイメージして大いに語り合いました。
それから12 年が経ちました。私達は3人ともいわゆるビジネス弁護士として、取扱分野は全く異にしながらも、それぞれ日本経済を下支えする活動をしていると自負する日々を送っています。
そんな私達が、伊藤塾で会得したものは今思うと何であったのか、合格後の活動がどう今に活きているのか、12年前になりたいと思っていた自分は実現しているのか。3人が久しぶり一堂に会して語り合い、意見をぶつけ合うとともに、10年前とは異なる、新しい時代に法曹とならんとする方々に今考えてもらいたいことを提示したいと思います。