明日の法律家講座 バックナンバー
明日の法律家講座 東京校第185回
2011年10月8日(土)実施
法曹を志すものとして、何を学ぶか〜ビジネスローヤーから初の最高裁判事に任官した経験等を踏まえて~
【講師】
濱田 邦夫 氏 (弁護士、「日比谷パーク法律事務所」客員弁護士)
講師プロフィール
濱田 邦夫 氏 (弁護士、「日比谷パーク法律事務所」客員弁護士)
1962年4月 弁護士登録(第二東京弁護士会)、妹尾晃法律事務所入所
1966年6月 米国ハーヴァード・ロー・スクール修了(LL.M.)
1966年7月 Pilsbury, Madison & Sutro(サンフランシスコ)勤務
1966年9月 Law Offices of James B. Anderson(ニューヨーク。アンダーソン・毛利・ラビノウィッツ法律事務所の創立者ジェームス・B・アンダーソンの事務所)勤務
1970年4月 アンダーソン・毛利・ラビノウィッツ法律事務所パートナー
1975年4月 濱田松本法律事務所創立
1981年4月 第二東京弁護士会副会長
1982年4月 日弁連常務理事
1985年 日弁連外国弁護士対策委員会委員長
1990年 国際法曹協会(IBA)ビジネス法部会(SBL)理事
1991年4月 IPBA(Inter-Pacific Bar Association)初代会長
2001年4月 弁護士登録抹消
2001年5月1日 最高裁判所判事任官
2006年5月23日 最高裁判所判事退官
2006年6月1日 弁護士登録(第二東京弁護士会)、森・濱田松本法律事務所客員弁護士
2007年11月 旭日大綬章受章
2011年6月 日比谷パーク法律事務所客員弁護士
講師からのメッセージ
東日本大震災・福島原発事故により、我が国社会は、明治維新、第二次世界大戦敗戦に次ぐ、いわば第三の国難に直面しています。米国での9・11テロ十周年後の世界における混乱は、いまだ鎮静の兆しはありません。このような時代に法曹を志す皆さんは、自分自身を知り、人間を知り、社会システムを知った上で、自分は法律家として何ができるのか、何をしたいのかというビジョンを持たなければなりません。そのためには、志と、情熱と、そして技術が必要です。何か、皆さまのヒントになるようなお話ができれば良いと思います。