明日の法律家講座 バックナンバー
明日の法律家講座 東京校第241回
2015年12月5日(土)実施
『憲法』というレンズを通して視た世界~私たちに何ができるか?
【講師】
金杉 美和 氏(弁護士、「京都法律事務所」所属、元伊藤塾塾生)
講師プロフィール
金杉 美和 氏(弁護士、「京都法律事務所」所属、元伊藤塾塾生)
1993年4月 大阪大学文学部入学。大学時代は体育会航空部の活動に明け暮れる。
1999年3月 2年留年の後、大阪大学文学部文学科を卒業。
フリーター生活をしていた2000年11月、一念発起して司法試験に挑戦。受験時代は京都の受験指導校・伊藤塾に通う
2002年11月 司法試験合格。1年間の実務修習を京都で経験
2004年10月 京都法律事務所 入所
2005年、2010年にそれぞれ男の子を出産し、現在2児の母
弁護士会委員会所属
【京都弁護士会】
刑事委員会副委員長、司法修習委員、検察審査会PT、死刑制度調査検討PT
【日本弁護士連合会】
刑事弁護センター幹事、法廷技術小委員会
取り扱い業務
一般民事事件(借地借家・交通事故・不動産・住宅問題・医療過誤問題など)
家事事件(離婚・相続・遺言など)、労働事件、労災事件、刑事事件、少年事件。
債務整理、破産申立事件など。
著書
「セキララ憲法」(新日本出版社)
講師からのメッセージ
エアラインのパロットを目指していた大学時代。
失敗し、2年間の失意のフリーター生活を経て、司法試験に挑戦。
伊藤塾長から「憲法」の視点をもらい、私が見ている世界は一変しました。
司法修習中は、「権力を抑制的に行使できるのは権力を持っている人間だけだ」と思い、中から変えられる検事になろうと検察官を志望。
でも、様々な経緯から、修習終了直前で翻意し、弁護士に転身しました。
弁護士になってからも、刑事事件は力を入れています。
弁護士会の活動などは刑事関係中心ですが、「自由法曹団」の弁護士として、また伊藤塾長から憲法を教わった者として、「憲法のミニ伝道師」になるべく、憲法カフェなどの講師活動でも各地を飛び回っています。
講演では、「憲法と刑事」の二足のわらじを履いた弁護士としてだけでなく、同業者と結婚し、2人の子育てをしながら、離婚した弁護士として、仕事と家庭の両立の苦悩や楽しさなどについても、赤裸々にお話できればと思っています。