明日の法律家講座 バックナンバー
明日の法律家講座 東京校第288回
2019年11月9日(土)実施
紛争解決・紛争予防を通じて社会正義を実現する~私の活動レポート
【講師】岩﨑 崇 氏(弁護士、「未来創造弁護士法人」横浜オフィス代表、慶應義塾大学大学院法務研究科 助教、元伊藤塾スタッフ)
講師プロフィール
岩﨑 崇 氏(弁護士、「未来創造弁護士法人」横浜オフィス代表、慶應義塾大学大学院法務研究科 助教、元伊藤塾スタッフ)
2005 年 東京学芸大学附属高等学校 卒業
2009 年 首都大学東京 都市教養学部法学系 卒業
2010年 行政書士試験合格
同年 国家公務員I種試験(法律職)合格
2011 年 慶應義塾大学大学院 法務研究科 修了
同年 司法試験合格 (司法試験受験後から司法修習開始まで伊藤塾スタッフとして勤務)
2012 年 司法修習修了(新65期)
同年 弁護士登録 三谷総合法律事務所 入所
2014 年 事務所法人化に伴い、「未来創造弁護士法人」に改称
2017 年 慶應義塾大学大学院法務研究科 助教 就任
2019 年 未来創造弁護士法人 横浜オフィス代表 就任
<主な取扱業務>
中小企業向け顧問弁護士業務(契約書作成、労務、法令調査等)
「裁判より交渉を、紛争解決より紛争予防を」
講師からのメッセージ
「なぜ弁護士になったのですか?」
仕事をしていると、しばしばこの質問を受けます。
私は現在弁護士7年目です。これまで「明日の法律家講座」にご登壇された錚々たる諸先輩方に比べ、経験も実績も乏しいと思います。ですが、こんな私でも頼ってくれる依頼者・お客様がいて、一緒に仕事をしてくれる仲間がいます。とてもありがたいことです。
私は身内に法律家がいるわけでもなければ、もともと弁護士への憧れがあったわけでもありませんでした。ただ、法律の論理的な考え方や、司法を取り巻く制度への興味はあったようです。
司法試験受験時代は、法曹三者(弁護士、裁判官、検察官)のみならず、官僚や研究者など、進路に迷いながら勉強をしていました。
司法修習を経て、縁あって弁護士という職業を選択することになり、一般民事、家事、刑事など様々な事件を取り扱ってきました。
その後、事務所の法人化を契機として、現在は中小企業向けの顧問弁護士業務に特化して、日々職務に取り組んでいます。
「中小企業が経営を伸ばすことは、日本を救うということだ」を合言葉に、弁護士法人のほか、税理士法人、コンサルティング会社を設立してグループ化し、中小企業の経営をトータルでサポートする体制を整えました。
今後、自分たちがお手伝いできることは益々増えていくと思いますし、志を同じくする仲間を沢山増やしていきたいと考えています。
本講座に出席される方の多くは、法律家を志している方だと思います。
「なぜ弁護士になったのか?」
「なぜ弁護士を続けているのか?」
「これから何を目指していくのか?」
その答えの一例をご紹介させて頂きますので、みなさんが自身の無限の可能性を信じ、その人格と能力を社会のために惜しみなく発揮される契機となれば幸いです。