明日の法律家講座 東京校第349回
2024年8月24日(土)実施
司法試験に受かったら ―伊藤塾OGの一例―
講師
ベロスルドヴァ・オリガ 弁護士
(元伊藤塾塾生/ポールヘイスティングス法律事務所)
2017年 慶應義塾大学法学部卒業
予備試験合格
2018年 司法試験合格
2019年 司法修習終了(72期)
2020年 第18回季刊刑事弁護新人賞
2021年 東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了
2022年 ハーバード大学(LL.M.)合格
スタンフォード大学(LL.M.)合格
2023年 カリフォルニア州司法試験合格
ハーバード大学(LL.M.)修了
ニューヨーク州司法試験合格
講師からのメッセージ
「こんなはずじゃなかった…」
2020年、パンデミックで一変した世界を前に、弁護士1年目の私の足は竦んでいました。
しかし、自分の問題すら解決できない弁護士は他の誰からも頼られないのではないか、そんな想いを胸にもがき続けた結果、周囲の方々の支えの下で奮闘することができ、いつの間にか予定より前倒しで留学等もしていました。
大学卒業はスタート地点、司法試験合格はスタート地点、弁護士登録はスタート地点と、法曹人生はスタート地点ばかりで、私もまた1つのスタート地点に立ったばかりですが、伊藤塾出身者として学生の方々に最も近い立場から、仕事のこと、留学のこと、世界のこと、自らの経験と知識をお伝えします。
混沌とした世界の中で、法律家としての将来に不安を感じることもあるかもしれません。逆境との向き合い方に正解はありませんが、数年前、皆さんと同じ席に座ってコツコツ勉強していた1人の人間が、司法試験合格後の5年間、何を考えどのように過ごしてきたか、1つの実例について語ります。
質疑応答では、勉強や留学についてのご相談もお受けします。伊藤塾の塾生に限らず、初学者の方や留学準備中の方々も会場に足をお運び頂けましたら幸いです。