明日の法律家講座 東京校第356回

2024年11月30日(土)実施

再生可能エネルギー拡充と共に切り拓いた
「再エネ専門」弁護士

 講師

若林 美奈子 弁護士

若林 美奈子 弁護士
(オリック東京法律事務所・外国法共同事業 マネージング・パートナー)

 
1996年 慶應義塾大学経済学部卒業、司法修習(50期)
1998年 検察官検事(東京、浦和、水戸地検)
2003年 米国University of Chicago Law School入学(2004LL.M.取得)
2004年 Orrick, Herrington & Sutcliffeニューヨークオフィス勤務
2005年 米国ニューヨーク州弁護士登録
2006年~ オリック東京法律事務所・外国法共同事業勤務
2022年~ 一般社団法人日本風力発電協会監事就任
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講師からのメッセージ  

20年にわたり再生可能エネルギーを専門とする弁護士をしてきましたが、仕事を始めた当初、再エネという分野はおろか、そもそも再エネというもの自体、国内にはほとんど存在しておりませんでした。検察時代に担当した東海村JCO臨界事故を契機とし、どうにかして日本に再エネを根付かせたいという一心で走ってきた20年は、そのために弁護士として何が出来るかを問い続け、自ら業務分野を創ってきたともいえる年月でした。
2011年10月、まさに日本の再エネ前夜となる時期に本講座でお話させていただいた以来、二度目のご縁をいただきました。その後の再エネの拡がりや業務のご紹介等を通じ、皆様が新しい分野に挑戦されるヒントにしていただければ幸いです。