真の法律家・行政官を育成する「伊藤塾」
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伊藤塾の業務説明会は、公務員になった後のことを考えることができ、志望動機を練るときに大いに役に立ちました。

東京都庁

N・N さん
 

合格者イラスト
中央大学4年在学中
●最終合格: 東京都Ⅰ類B
●内定:東京都庁 
●予定進路先:東京都庁 

受講講座:〔入門講座 地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング
 
 

はじめに

このご時世、安定した職に就きたいと想い、私は大学2年生の10月頃、伊藤塾に入塾しました。早めにはじめたメリットとしては、就職活動の時期に公務員か私企業か迷わずに済んだことです。デメリットとしては、早めにはじめたという油断があった、ということでしょうか。伊藤塾を選んだ理由としては、窓口対応が丁寧だったことと、料金が比較的安めだったことです。

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について

法律系の多肢選択式問題は、判例などの概略と結論だけ何となく知っておけば正解がわかりました。試験種ごとに多少の違いはあれ、ほぼ共通して存在する科目は憲法・民法・行政法。公務員ならどこでもいいという方には、この3つを重点的に勉強することをおすすめします。また法律系以外の科目に関しては、得手不得手が人によってかなりわかれます。まず自分が受ける試験種で何が出題されるのか、必須なのか選択なのかを確認し、その後で講義を一通り受けて問題集を解きます。敵を知り(出題科目)、己を知れば(得意科目)、百戦危うからず(合格?)です。

専門試験(記述式)について

私は直前期にあたる3月からはじめましたが、間に合いませんでした。入塾当初から選択する科目を3~5つほど決めておいた方がいいかもしれません。おすすめは範囲が狭く、書くことも決まっている憲法。法律が得意ではない方は、民法・行政法のどちらかに絞った方がいいと思います。後は自分が勉強してみて、覚えやすかった科目を2~3つ。メインの3科目は20個ほどの論点を、サブの2科目は10個ほどの論点を自分の手で書き起こす作業をした方が良いです。これはかなり時間がかかるので、特に法律系は、講義が全て終わった直後に開始することを強く推奨します。

教養試験(択一式)・基礎能力試験(多肢選択式)について

数的処理が3~4割を占めています。数学が得意だった方は、一度問題集を解けばほとんど正解できます。苦手な方は数的処理の中の頻出分野だけでもいいので、繰り返し問題を解くことをおすすめします。

教養論文試験・一般論文試験(記述式)について

少子化対策や地域活性化などパターンが決まっていて、6~7個ほど一度自分で書き起こしをすれば十分です。特に普段からニュース・新聞をチェックしている方にとっては、専門記述よりも身近な話題ですので、覚えやすく書きやすいでしょう。

面接対策について

面接は事前準備で8割方決まります。そのため、一次試験の勉強の息抜き程度に、自分が受ける試験種のホームページをチェックする習慣を身につけ、すでにそこで働いているという妄想をしてみてください。やりたいこと、志望動機などが書きやすくなると思います。それでも書けないという方には「面接対策BOOK」があります。この中には先輩達の苦労、面接の雰囲気などが書いてあります。先輩達が書いた文章の中から共感できる部分を見つけ、それを自分流にアレンジしましょう。模擬面接は講師の方が対応してくれます。自分では気づかなかった部分などを厳しく指摘してくださったので、本番に向けて対策を練り直すことができました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー

通学フレックスクラスですが、全ての講義をインターネットを利用し自宅で受けました。自宅で受ける利点としては、リラックスして受けられること、無駄な時間の削減が挙げられます。デメリットとしては、友達ができないことです。これは意外と重要で、モチベーションの維持に関わります。インターネットで便利だと思ったことは、2倍速で講義を受けることができ、早送り・巻き戻しが自在にできることです。寝落ちしても大丈夫です。全ての講義をインターネットで受講していても、講師の方が質問・面接などで対応してくれます。試験の概要などでわからないことがあれば気軽に電話して、スタッフの方に質問したりしていました。

直前期と試験当日

直前期は得点の比重が高い専門科目の確認をしていました。専門記述で選択する予定の科目については、多肢選択式の方を見る必要はないです。他に行った対策としては、生活のリズムを整えることでしょうか。試験は大抵、朝から始まります。夜にたくさん勉強する人は朝からエンジン全開で行けるよう、直前期は規則正しい生活を心がけましょう。試験当日に持っていく物はノートと問題集一、二冊程度にしました。見返している時間もないですし、何より疲れて眠くなってしまうので。

モチベーションの維持について

遊ぶときは遊び、疲れた時は眠っていました。ともかく、やりたいと思ったことはできる限り全力でやりました。伊藤塾が行っている業務説明会では、公務員になった後のことを考えることができます。具体的なことを知ることで、志望動機を練るときに大いに役に立ちました。また説明会に参加する、という行動を取ることで合格に向けて一歩ずつ進んでいる実感も得ることができました。

最後に

公務員を受験しようか迷っている方は、一度試験勉強をしてみることをおすすめします。例え公務員を受験しないことになっても、将来必ず役に立つ場面があります。すでに公務員試験を受けることを決めた方は、少しずつでもいいので、毎日勉強するクセを付けましょう。かといって勉強しかしないのはNGです。近所の行事、祭り、ボランティアなど、積極的に参加しておけば、面接の時に大きな武器となります。また、民間企業を受ける友達が多い方は、企業合同説明会などについて行きましょう。公務員と民間企業の違いを再認識し、自分が何故公務員を選んだかが明確になると思います。ここまで色々書きましたが、一番重要なのはマイペースでいることです。やりたいことを好きなようにやる。これが一番の近道なのかもしれません。