伊藤塾の面接対策は、面接シートの提出が早い自治体にもしっかり対策できるようになっています。
大部祐子 さん(23歳)
●最終合格: 横浜市
●内定:横浜市役所
●予定進路先:横浜市役所
● 受講講座 :〔入門講座〕 地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング/ 〔 オプション 〕 地方上級・国家一般職ゼミ法律
はじめに
私は、自分の進路を考える際に、将来は、人との関わりの中で地域や社会の役に立てるような仕事がしたいと思い、公務員を目指すようになりました。そして、大学生活と公務員試験対策とを両立するために、大学2年生から勉強をはじめました。
受験指導校を決める際は、インターネット講義の充実具合、スタッフのみなさんの説明の丁寧さ、受講料の安さなどが決め手となり、伊藤塾に入塾することに決めました。公務員試験は科目数がとても多いため、効率よく学習をする必要があること、筆記試験だけでなく、面接試験を通ってはじめて最終合格につながることから、面接対策をしてもらう必要があることから、独学での受験はあまりおすすめしません。
私がとった勉強方法
専門試験(択一式・多肢選択式)について
法律科目は、まず講義で講師の方々が指定してくださる最重要問題を中心に「これ完」を解くようにしていました。そして、基礎的な部分の知識が定着してきたら、「これ完」を解く範囲を広げていき、4・5回「これ完」を復習することで得点源にすることができました。また、公務員試験では、判例を中心に出題されることが多いため、公務員試験六法を併用しながら復習をすることで、判例の知識の定着を図りました。
経済科目の青野講師は、絶対に覚えなければいけないところ、苦手な人はパスしてもいいところなどを指示しながら講義してくださるので、まずは、最重要箇所を中心に「これ完」で演習をしていきました。また、なかなか理解できない分野は、何度も講義を聴きなおすことで結論だけでなく、結論に至る過程もしっかり理解することができました。伊藤塾は、インターネット講義が2倍速で聴けるほか、1つの講義の中でもテーマごとに再生する箇所を選択できるため、とても復習しやすいです。
また、ゼミでは問題演習をした後、なぜその選択肢を選んだのかなどを質問されるので、本当に知識が定着しているのか確認することができました。また、参加者の前で発表するため、緊張感を持ちながら問題演習をすることでより本番に近い状況で勉強できたと思います。
専門試験(記述式)について
横浜市の専門時事論文は、(1)が専門記述、(2)が小論文といった形式だと思います。(1)に関しては、記述対策テキストを用いながら勉強しました。勉強する際は、全ての文章を覚えるのではなく、本番、下書きとして書くであろう「構成メモ」を作る練習をすることで、効率的に、条例、要件、判例などを頭に入れることができました。そして、書いたものを講師に添削していただき、より良い解答を作れるようになりました。(2)に関しては、講義とテキストを中心に論文の書き方や、各テーマに対する考え方を学びました。また、横浜市が力を入れていることや、最近話題になっていることについて自分なりの意見をまとめておくようにいしました。そして、書いたものは、坂本講師に何度も添削していただき、力をつけていくことができました。
教養試験(択一式)・基礎能力試験(多肢選択式)について
横浜市を受験するにあたって、数的処理・文章理解・社会科学に特に力を入れました。数的処理の講義では解き方だけでなく、現場での思考方法も教えてくださるため、本番どんな問題が出ても、しっかり問題に向き合うことができました。また、数的処理は苦手だったので、毎日問題演習を繰り返し、展開図を実際に作り、空間把握の練習をしました。文章理解は毎日読むことはもちろん、知らない英単語が出てきたときはその都度チェックして覚えるようにすることで、得意分野になりました。社会科学は、専門試験と被る部分は、専門科目のテキストや「これ完」を使用し勉強することで深い知識を問われる横浜市の社会科学にも対応できるようにしました。
面接対策について
面接のもととなるのが面接シートです。伊藤塾は、面接対策講義が早い時期に設定されており、面接シートの提出が早い自治体にもしっかり対策できるようになっています。しかし、私は出願時の面接シートを最終面接まで使用する横浜市を受けるにもかかわらず、対策を怠っていたため、ずさんな面接シートを提出してしまいました。みなさんには是非早めの対策をとり、講師の方々に添削してもらうことをおすすめします。
伊藤塾の面接練習は非常に厳しく、対策が甘い部分をどんどん指摘されます。しかし、この面接練習をバネに頑張れば本番の面接はさほど怖くなくなります。
受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー
通学フレックスクラスでは、自分の空き時間にネットで受講することができたので、大学生活と両立しながら、効率のよい勉強をすることができました。また、わからない点はいつでもネット上で質問できましたし、定期的に校舎での質問会もあったので直接講師に質問し解決することができました。
さらに、教養科目などなかなか時間の割けない科目や苦手な科目は音声ダウンロードをし、通学時間に聴くことで効率よく学習できました。
直前期と試験当日
年明け頃から、「これ完」の苦手な問題や直前にチェックしたい問題に付箋を貼り、直前期は付箋を貼った問題を中心に学習するようにしていました。また、伊藤塾の直前講義では、特に一般職で重要な最新判例のチェックや近年の傾向を教えていただけるので、直前期の勉強にとても役に立ちました。
公務員試験は、本当に1点に泣き笑いする試験だと思います。試験当日は、時間配分に気をつけながら、最後の最後まで1点を諦めずに取り組んでください。
モチベーションの維持について
同じ公務員を目指す仲間と励まし合ったり、伊藤塾スタッフの方々に相談に乗ってもらうことで、最後まで頑張りとおすことができました。また、面接対策も兼ねて横浜市内を散策することで、絶対合格してやる!という意識を高め、モチベーションを維持していました。
最後に
私はいつも笑顔を忘れず、市民の方により添えるような公務員になりたいと思います。
公務員試験は最後まであきらめなければ必ず合格できる試験だと思います。1点1点を大切に、自分の夢に向かって頑張ってください!