伊藤塾ではそれぞれの試験種に応じて適切な「模擬面接」をしてくれるので、とても自信がつきました。
A・S さん(22歳)
●最終合格: /特別区Ⅰ類
●内定:渋谷区役所
●予定進路先:渋谷区役所
● 受講講座 :〔入門講座〕 地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング
はじめに
私は、もともと新聞やニュースを見るのが好きであり、それらを通じて行政の仕事に興味を持ち公務員を目指すようになりました。いざ、勉強をはじめるにあたって、独学では、モチベーションを保てるかどうか不安だったため、大学3年生の6月に伊藤塾に入塾しました。伊藤塾を選んだ理由としては、(1)受講料が安いこと(2)大学から近く、通いやすいこと(3)インターネットを通じて、いつでも質問することができること、などが挙げられます。特に、(3)については、講義に関する質問だけではなく、勉強の進め方や、試験制度の疑問点など、あらゆる質問に丁寧に答えてもらえて、とても役に立ちました。
私がとった勉強方法
専門試験(択一式・多肢選択式)について
専門試験は、多くの試験種において配点比率が高いため、より多くの時間を割きました。特に、法律科目については、全くの初学者であったため「これ完」を6回ほど解き、基礎を完璧に身につけるように心がけました。 内田講師はレジュメやホワイトボードを用いて、難解な法律関係をわかりやすく図示して解説してくれるため、初学者でもすんなり理解することができました。また、経済学の青野講師は、「この問題は絶対できるように」ですとか、「この問題は苦手な人はやらなくていいよ」などと、問題に優先順位をつけてくれるため、時間がないなかでも効率よく勉強を進めることができました。
専門試験(記述式)について
私は、専門試験の記述が一科目のみ必要だったので、他の科目に比べて出題範囲が狭い財政学を選んで、勉強しました。ただし、時間のある方は、自分に必要な科目に加えて、予備の科目を用意することをおすすめします。専門論文は択一試験の延長なので、択一の知識をしっかり頭に入れておけば、苦労することはないと思います。
教養試験(択一式)・基礎能力試験(多肢選択式)について
教養試験において最も重要であり、苦手とする人が多い科目が、数的処理です。私もこの科目には、苦手意識を持っていました。しかし、講義に出席し、毎回、質問をするようにしたことで、徐々に苦手意識が払拭されていきました。数学が苦手な生徒のために、中学・高校で習う計算の基礎から教えてくれるうえに、個別の質問にも丁寧に答えてくれるので、とても頼りになりました。
教養論文試験・一般論文試験(記述式)について
特別区の試験では、教養論文を重視する傾向にあるので、特に力を入れて学習しました。本番で確実に点を取れるようにするためには、最低でも、十論点ほどは実際に書いて、用意しておくべきだと思います。坂本講師の講義では、近年の社会情勢や過去問の傾向を踏まえたうえで重要論点を選び、とりあげてくれるので、それらを完璧に書けるようにすれば論文試験は怖くないと思います。また私は、添削制度を利用しました。書いたものを講師に見てもらうことで、自分では気づかなかった間違いを指摘してもらえるので、とても参考になりました。
面接対策について
模擬面接を利用しました。伊藤塾ではそれぞれの試験種に応じて、適切な模擬面接をしてくれるので、 とても自信がつきました。 また、 面接カードの書き方についても個別に丁寧に相談に乗っていただきました。柳原講師は会話をする中で、自分が本当にしたいことはなんなのか、なにを書くべきなのかを導きだしてくれるので、早いうちから積極的に相談することをおすすめします。
受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー
私は通学ライブクラスで受講していました。ライブは、講義でわからないところがあった時に、すぐ質問することができたので重宝しました。また、講義に出席できず、インターネットで受講することも多かったのですが、「塾生の部屋」を利用することで、疑問に思ったことは逐一質問することができました。勉強の仕方についてですが、その日に講義で習った範囲の問題を「これ完」で解くことで、記憶の定着を図りました。また私は、自宅だと勉強に集中できないため、ほぼ毎日、伊藤塾の自習室に通いました。自習室には、多くの受験生がいるので「自分もこの人たちに負けないように頑張ろう」と自分を奮い立たせることができました。
直前期と試験当日
直前期はどうしても勉強に集中できなくなりがちです。そのような時私は、無理に問題を解こうとせず、テキストの今まで勉強してきた範囲をただ眺めるようにしていました。こうすることで、全体の復習をすることができる上に、自分の理解が足りていないところを把握することができました。試験当日は、特別区は試験会場が渋谷であったため、朝早くに伊藤塾東京校に行き、数的処理の問題を解き、気持ちを落ち着かせてから試験に向かいました。
合格、内定と進路決定
私が最終合格したのは、特別区のみです。常々、大学4年間を過ごした渋谷の街で働きたいと考えていたので、迷わず渋谷区に決めました。
モチベーションの維持について
公務員試験は長丁場なので、モチベーションの維持が重要になります。私は、伊藤塾の友だちと話したり、校舎の一階の階段付近においてある、各省庁や役所のパンフレットを読んだりすることでモチベーションを維持していました。また、伊藤塾で開かれた特別区の業務説明会に参加したことで、より、試験に合格したいという気持ちが高まり、勉強に励むことができました。
最後に
私は意志が弱いので、もし独学で勉強していたら、合格を勝ち取ることができなかったと思います。その点で伊藤塾の講師、友だち、スタッフの皆さんには本当に感謝しています。今後は、行政に携わる者として恥じないよう、一生懸命仕事に取り組みたいと思います。今、公務員を目指しているみなさんも、自分が働いている姿を想像してそれが現実のものとなるように、最後まで諦めず戦ってほしいと思います。