独学をやめて正解!山村講師の説明会が転機でした
N.Tさん (25歳)
受験回数:4回(伊藤塾入塾後1回目で合格) 【受講講座】
〔入門講座〕司法書士入門講座本科生
※プロフィールは、2010年合格時点のものです。
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
元々、法律資格に興味があり、司法書士が世の中に貢献できる魅力的な仕事だと感じていたこと、また、親戚に司法書士がいて、その人に勧められた、というのが、私がこの試験を目指すきっかけでした。しかし、2回目の受験終了後、スランプに陥り、一度は司法書士なることをあきらめました。
そう考えてはみたものの、やはりなんとか自己のモチベーションをあげ、最後に1年間だけ頑張ろうと思い、山村クラスの説明会に参加しました。そこで、山村講師が司法書士の魅力を熱く語ってくださっていたのを聞いて、この講師についていこうと決めました。私は元々独学と他の受験指導校の答練で勉強を進めていたのですが、それまで丸暗記で対処していた知識について、早い段階から理解して覚えるという講義をされ、山村講師を選んで正解だと思いました。
わたしがとった学習方法
独学で勉強を開始したので、1年目は勉強方法を模索しているうちに終わってしまった感じです。どの受験生も同じかもしれませんが、テキスト・サブテキスト・過去問を繰り返しました。
その中で特に注意して、掲載された条文は必ず目を通すようにしました。 2009年4月から新たな気持ちで山村クラスの入門講座を受講しましたが、勉強方法は特に変わっていません。講義を受け、テキストを読み返し、サブテキストにまとめ、過去問を解くという一連の作業は同じです。ただ、必ず掲載された条文に目を通すようにしていました。
(2)入門段階での「択一式対策」について
前述した通り、私には独学経験があり、入門講座の段階でかなりの知識がありました。 そこで入門講座を受講するにあたり、足りない知識の補完とあやふやな知識を理解して覚えることに努めました。講義のあと、すぐに伊藤塾のテキストを読み返しました。
山村講師は毎講義の中で関連する事項のページを言って下さるので、メモをとっておき、復習の際は必ず確認するようにしていました。前述した話と重複してしまうのですが、講義テキストの中で知らなかった知識をサブテキストに書き写しました。 Aランクは赤、B+は青、それ以外の部分は緑でそれぞれ3色ボールペンを使い分けました。
アウトプットには過去問だけでした。基礎問題集、総合問題集については範囲を指定されてましたが、私は直前期にまとめてやろうと手を出さないでいました。
(3)入門段階の「記述式対策」について
不動産月方については、独学時代の話ですが、市販の問題集を使い、テキストを読んで択一の過去問を解いたあたりから、問題を解くようにしていました。入門講座では記述式基礎問題集があり、山村講師は宿題として復習範囲を指定して出してくれるので助かると思います。
択一を解き終えた段階から記述の簡単な問題に慣れることが大事です。雛形もある程度覚えなければなりませんが、問題を解いていけば自然と覚えられると思います。
商業登記法については、大体の勉強方法は不動産登記法と同じなのですが、こちらはより実体法である会社法を意識して勉強するようにしました。条文も細かく読みました。商業登記の記述の勉強をすることにより、同時に択一の問題が解きやすくなりました。
試験会場は私の近所にあったため、比較的余裕の気分で向かうことができました。午前でしたが、他の方々も思われていたように難しいと感じました。時間はかなり余ったのですが、見直ししてもわからない問題がほとんどでした。午後前から半分あきらめムードでした。
午後は択一から解きましたが、民事訴訟法が易しかったこともあり、一気にモチベーションを戻せました。午前の失敗を午後で巻き返せばいいと頭を切り替えることができました。記述は商業登記法から解きはじめたのですが、まさかの新設分割が出題されました。しかし私は、しめしめと思いました。なぜなら、試験前日にヤマをはって吸収分割の問題を解いていたからです。それを応用して問題を解けました。記述は不動産登記法も易しかったので時間も余りました。「できる!記述式」の問題のボリューム、答案の記載量を考えればよっぽど楽でした。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
講義が終わった日の夜に必ず復習するようにしていました。復習方法は上のほうで書きましたので、割愛させていただきますが、やはり過去問に比重をおいて勉強していました。
復習でもインターネットでのフォローに助けられました。独学経験もあったことから、2倍速再生機能が大変便利で、受験後半はほとんど2倍速受講でした。講義の次の日にはインターネット受講ができましたので不便なく使えていたと思います。
スケジュールの管理
私は勉強をノルマ制にして調節しました。アルバイトをしていたので、その時間を差し引いてノルマを定めました。過去問はページの総数を数え、1日にどれだけ進めればいいか計算し、ノルマより多く進んだ分をストックし、用事があるときはそこから引いて調整しました。早い段階から直前期を意識して、スケジュールを管理していたと思います。やはり直前期にはバイトの日数を減らし、勉強時間を多く取るようにしました。