中上級講座から伊藤塾に入りましたが、講師やスタッフにとても励まされ、勉強できました
相澤 治奈 さん(26歳)
◆受験回数: 4回
◆ 苦手科目: 記述式商登法
◆主な受講講座:
〔中上級講座〕択一実戦力養成答練、記述式「答案構成力」養成講座、記述式「リアル」解答力養成講座
〔ゼ ミ〕 朝カツ絶対合格ゼミ
〔直前対策講座〕択一クライマックス総整理、うかる!記述式
〔模 試〕 全国公開模試
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
大学では法学を専攻していたため、将来は法律を扱う職に就きたいと思っていました。私の母が国家資格を活かして現在も働いている姿を見て、実務に直結した資格である司法書士試験に挑戦してみようと思いました。
私がとった学習方法
入門段階の勉強法
講義を聴いてすぐ該当箇所の過去問を解いていました。年明けからは答練の復習にかなりの時間を費やしてしまい、知識が散在した状態のまま本試験を迎えることになってしまいました。
中上級段階の勉強法
択一式:不合格であった3年目でも 「択一実戦力養成答練」 の毎回の演習で基準点は安定して取れていましたが、本試験で「Bプラス」問題を半分以上も落としてしまいました。Aランクの問題は過去問演習で攻略できても、応用問題となると盤石な基礎でもって対応しないといつまでたっても得点できないと考えた結果、過去問演習に加えて年内までを基本書の通読に充てました。それは全体像の把握には良いのですが、細かい知識も含まれてきます。その点「択一実戦力養成答練」は知識の上限を示してくれる講座で、安心して演習に取り組むことができました。
記述式:4年目は「本試験で何が起こっても無意識に答案構成している」状態を目指して毎日同じ手順で答案構成を繰り返しました。「記述式『答案構成力』養成講座」では、どの部分が実体で、架橋判断はどこに反映されていて等と順を追って解説を読んでいくようにしたところ点数が伸びていきました。
直前期の勉強法
択一式は3年目の受験時と同様に「択一クライマックス総整理」を受講しました。問題を速く解くことばかりに気をとられた3年目の方法を改めて、各問を解くごとにこの知識は右ページのテキストのどの部分に位置するかを周辺知識とともに確認するようにした結果、繰り返し学習した回数は前年より少ない9回でしたが、Bプラス問題を安定して得点できるようになりました。過去3回とも直前期にぶれた勉強で失敗してきたため、「朝カツ絶対合格ゼミ」でその日の自習のテーマを見つけて無駄のない勉強をするように気をつけました。
記述は記述式「答案構成力」養成講座、「うかる!記述式」、過去問から毎日不登法と商登法の各1問ずつを解いて記述式の頭を鈍らせないようにしました。今までは答案用紙のみをコピーしていましたが、今年は問題文もコピーしてマーカーの引き方まで考えるようにしていました。
試験当日について
模試で練習した時間配分通りに午前11時から憲法に取りかかろうとした時、寒気と激しい動悸とで鉛筆が持てなくなってしまいました。こんなことは初めてで、一瞬でしたが棄権しようかと本気で考えました。民法の共同抵当を解くときにいつも書いている図を震える手で書いているうちに落ち着いてきて、その問題は落としましたがその後はなんとかペースを取り戻すことができました。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
私はほぼ毎日講義がある日もない日も常設自習室を利用させてもらいました。他の受験生の頑張っている姿はとても良い刺激になりました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
「択一実戦力養成答練」の高城真之介講師は、択一で受験生が躓くところを熟知しており、欲しかった情報が得られるので助かりました。
「記述式『答案構成力』養成講座」の山村拓也講師には、答案構成の方法だけでなく試験との向き合い方についても学ばせてもらいました。
「うかる!記述式」の蛭町浩講師の実体・架橋・手続判断を体得することが記述式で得点するには最短ルートだったと振りかえって思います。質問や悩みにもとても親身に答えてくださり、懐の広い方でした。
最後に
本年度の試験で記述式問題の読み違えをし、今年の合格はないと早々に諦めていました。合格発表までの2ヶ月間は、後悔と惨めさとで直前期よりも精神的に辛かったです。受験時代にも合格発表で自分の番号を見つける想像をして気合いを入れていましたが、実際はその何倍もの感動があります。勉強されている方はその時をぜひ楽しみにしていてください。
最後になりましたが、長い受験時代を支えてくれた家族や友人、そして私の合格を信じてくださった伊藤塾の講師の皆さまには心より感謝しています。