疑問点は伊藤塾のクラスマネージャーに質問!伊藤塾には価値あるフォロー制度があります。
新井 健太さん (32歳)
受験回数:1回(他、試し受験1回)
主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(山村クラス)
【中上級講座】 択一実戦力養成答練、記述式答案構成力養成答練
【直前対策講座】 うかる!記述式、全国公開模擬試験
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私はこの10 年ほど、客先常駐のシステムエンジニアとして働いておりましたが、1つの業務についてじっくり取り組むことが難しく、30歳を過ぎた頃から自身の将来について不安と限界を感じるようになりました。
そんな中、司法書士という資格を知りました。受験資格に制限が無く、独立開業も比較的容易で、又、法律という廃れ難い技術はじっくり取り組むのにうってつけであり、更に、その法律を駆使することで身近な人々の役に立つ事ができる事は非常に魅力的に映りました。ただ、法律の学習に関してこれまで全く無縁であった為、受験指導校を利用することを検討し、学校・講師の雰囲気、講義内容、フォロー制度の充実度などから伊藤塾を選択、それと同時に、司法書士を目指す決意をしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法
2013 年4月に司法書士入門講座本科生山村クラスをライブ受講しました。受講当初は法律について全くの初学者であり、学習法については右も左もわからない状態でしたが、初学者にもわかりやすく構成されたテキストと講義、山村拓也講師による丁寧かつメリハリの利いた解説、講義後の復習方法の説明など、至れり尽くせりな内容のおかげで横道に外れることなく一直線に合格へと突き進むことができました。
学習法については、とにかく山村講師の教えの通り、講義→直後のテキスト一読→ドリル・過去問→テキスト読み込みを忠実・徹底して行ないました。過去問は、民法・不登法・商法・商登法については平成13年以降、その他科目については平成元年以降の問題のみ解きました。
特にテキストの読み込みについては、初学者ということもあり最初の取っ掛かりの部分で間違った理解をしないよう、時間を掛けて丁寧に行なうよう心掛けました。具体的には、ドリル・過去問を解いた後は必ずテキストに戻って該当個所を確認し(これは直前期も同様です)、また、テキストの内容についてもただ読むだけではなく、具体的なイメージを頭でなるべく思い描き、更に、常に質問・確認事項を意識しながらテキストを読み進めました。なお、どうしても理解が進まない部分については、付箋を貼り理解を後に回し、その部分で立ち止まらない様に注意をしました。
また、テキストの読み込みの他には、クラスマネージャー制度を積極的に活用しました。伊藤塾ではクラスマネージャーの方が質問・相談を受け付けているのですが、私はほぼ毎回、この制度を利用させていただきました。
テキストの内容についての質問がほとんどでしたが、本当に基本的で些細な内容でも、丁寧に対応していただいたことには本当に感謝しています。更に、質問を通して知識の定着を図ることができたのも大きな収穫でした。
このフォロー制度だけでも十分に伊藤塾を利用する価値があると思います。
直前期の学習法や試験当日について
本試験まで3ヶ月という時間的制約がある為、自分の可処分時間や復習スピードなどを考慮し、現実的な復習日程を組み立てました。過去問については、5月中旬迄に1回、6月中旬迄に1回のペースで復習を進め、直前2週間は過去5年分の過去問を年度別で解きました。御世辞にも早いペースとは言えませんが、テキストの読み込みも加味するとこれが限界でした。
また、それと並行して伊藤塾の答練を幾つか受講し、模擬試験も伊藤塾を含め6回受けました。本試験会場は明治大学和泉キャンパスでしたので事前に会場を見学し、内部構造や雰囲気などを確認しました。とにかく後悔だけはしないよう、本試験前にできることは何でもやりました。今思えば、私の人生の中で一番濃密な3ヶ月だったと思います。
本試験当日朝は、やるだけのことはやったとの思いもあり予想していたよりも緊張はしていませんでした。また、明治大学の校門前では山村講師をはじめ伊藤塾の講師陣が応援に来ており、最後の最後に試験へ臨む勇気をいただきました。本試験では余計なことは極力考えず、素直に知識を引き出すよう心掛けました。
最後に
1年目の皆さんへ、まずはとにかく入門講座を最後までやり切ること、そして、本試験が終わる時まで諦めずに走り続けてください。
私自身、伊藤塾の入門講座以外のテキストは最後まで使いませんでしたが、それでも十分に合格レベルまで達することができました。いかに伊藤塾の講師とテキストの質が高いかを物語っていると思います。
講師の教えを忠実に守りテキストの読み込みを疎かにしなければ、1年目でも必ず合格レベルに辿り着くことができます。また、直前期には模擬試験を幾つか受けることになるかと思いますが、私の場合、良くてB判定の状態でした。
それでも、山村講師が常々仰っていた「相対的浮上」を意識し、苦しい時はみんな同じ、最後まで諦めずに食い下がった者だけが合格できると信じ、直前期の日々を淡々黙々と過ごしました。
本試験の結果としては、模擬試験の点数とそう変わりませんでしたが、今年は想像以上に基準点・合格点が下がり、結果、「相対的浮上」により合格を勝ち取ることができました。
1年目の皆さんでも最後の最後で粘り勝ちすることは十分に可能ですので、どうか最後まで諦めず試験勉強に励んでいただきたいと思います。
今後は、身近な人々の手助けができる「町の法律家」としての司法書士を目指したいと思います。特に、相続業務・成年後見業務・予防法務に興味がありますのでその分野で貢献ができれば幸いです。
最後に、司法書士試験を受験すると決めた自分を快く応援してくれた家族、及び、何かと気に掛けてくれた友人には心から感謝しています。
本当にありがとうございました。