関信敏講師のゼミなくして合格はなかったです。あらゆる悩みをサポートいただきました
坪井 雅樹さん(37歳)
◆ 受験回数4回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(山村クラス)
【中上級講座】 演習コース、速解記述式パターン60、司法書士合格への「思考力」完成ゼミ
【直前対策講座】 うかる!記述式、全国公開模試
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
叔父が司法書士事務所を経営しているため、幼少時からなにか漠然とした司法書士への憧れがありました。学生時代に1度受験をしましたが、今思えばとうてい真剣に取り組んでいたとはいえませんでした。当然、合格するはずもなく受験をあきらめ一般企業に就職し、正社員として働いていました。ところが、4年前に体を壊し退職せざるを得なくなりました。退職したことをきっかけに将来のことをもう1 度じっくり考え、家族の後押しもあって司法書士への再受験を決意しました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法について
入門講座を担当してくださった山村拓也講師は、1度目の受験で合格するために、講義の中で入門段階の受験生がやるべきことを明確に示してくださります。各分野についてA、B、Cなど重要度のランク付けをしてくださるので、入門段階の受験生の学習の大きな指針となると思います。さらに山村クラスで特筆すべき点は、記述式問題の対策にも強く力を入れている点です。中上級講座である「記述式答案構成力養成答練」を入門段階で受講することが推奨されているため、入門段階から記述式問題の解法がマスターでき、本試験でも十分戦うことが可能になります。自分は合格するまでこの段階で学習した解法で記述式問題を解き続けました。
中上級段階の学習法について
記述式問題で安定した点数を取るためには、雛形の暗記は必須だと考えていました。しかし、自分は単純暗記が苦手なためついつい後に回しがちでした。そこで「速解記述式パターン60」を取ることにしました。この講座で配布される自宅用学習教材を、毎日の学習の最初に解くことを自分の中のルールにし、コンパクトな演習問題を解くなかで苦手であった雛形の暗記をしていきました。そのおかげで年明けの演習講座や模試が始まるころには基本的な雛形の記憶は定着し、記述式問題の解法の修得に集中することができました。
また、自分の今年の合格は「司法書士合格への『思考力』完成ゼミ」なくしてはなかったと思います。司法書士試験に合格するためには多くの事項の記憶が必要となります。このゼミで最重要な各テーマを深く理解することで、単純に暗記しなければならない部分が減り直前期の負担が大きく減少しました。このゼミのメイン教材であるレジュメは読み込めば読み込むほど理解、記憶とも進み直前期まで使用する教材となりました。
主にインターネットでの受講をしていた自分にとって唯一のライブ受講がこのゼミでした。週に1度東京校まで通うことは良い気分転換にもなりましたし、基本自宅で学習していた自分にとって貴重な受験仲間もできました。他の受験生と一緒に講義を受けることで他の受験生のレベルなども肌で感じることもできました。インターネットでの受講がメインの受験生の方にも可能であるならば、ぜひライブでのゼミの参加をおすすめします。
伊藤塾講師へのメッセージ
山村拓也講師
入門段階から使い続けた答案構成の解法のおかげで、今年の本試験で基準点プラス10点以上を取ることができました。山村講師は講義の中でご自身の受験時代の経験や本試験で勝つための心構えなど、常に受講生が合格を勝ち取るために有意義なお話をしてくださいました。そういったお話を聞くたびに気合を入れなおし、どうしても緊張感が抜けがちな1人でのインターネットでの受講を続けることができました。受験中に直接お会いしてお話できたのは公開講座などの数回だけでしたが、基準点発表後も合格発表までの不安な気持ちを話すと「自分のときも不安だった。結果を待っている受験生のほとんどが不安なもの」だと励ましてくださいました。本当にお世話になりました。
関信敏講師
日曜日に実施されていた「司法書士合格への『思考力』完成ゼミ」の講義終了後、ほぼ全ての回で、1週間の学習で貯めた質問をさせていただきました。自分の持った疑問に対して、それが合格に必要な知識なのか明確に示していただけるため、自分が学習すべき範囲と深さが明確になり、迷うことなく学習していくことができました。また、クラスマネージャー制度では勉強の中身の質問だけでなく、学習計画等の相談にものっていただきました。あらゆるサポートをしていただき、本当に感謝しております。
蛭町浩講師
合格報告会で合格報告をさせていただいた際に、「本当に良かったなあ」と一緒に喜んでいただきました。それと同時に「これからが本当に大切で、司法書士として一生勉強を続けていくように」と激励もいただきました。これからがまた新たなスタートだと改めて気持ちを入れなおす貴重なきっかけをいただきました。激励に恥じない司法書士になっていきたいと思います。本当にありがとうございました。
最後に
自分は何とか司法書士試験の合格を勝ち取ることができました。受験時代には今まで経験のなかった2 度の入院も経験しました。もう受験をやめようと迷ったことも何度もあります。そのたびに「あきらめたら今まで積み上げた努力が無駄になる(今思うと、全てが無駄だとは思いませんが)」と自分に言い聞かせ、勉強を続けてきました。決して容易な道ではありませんでしたが、合格という最高の形で受験を終わらせることができました。もちろん、合格は自分の力だけで勝ち取ったものではありません。自分の周りの多くの人たちの支えがあったからこそ合格することができたと思っています。これから支えてくれた多くの人たちに少しずつでも恩返しをしていくつもりです。今後も、受験のためではなくなりますが法律のプロとして手を抜くことなく勉強を続け、社会に貢献していきたいと思います。