合格するだけの知識はすべて
入門講義テキストに書いてある!
今年で最後にしようと決めて試験に臨み、合格!
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は最初、父親の影響でシステムエンジニアをしておりました。ある時父が亡くなり、自分の人生について今一度見つめ直しました。その時に司法書士の先生にお世話になる機会があり、こういった職業もいいかもしれないと思ったのが目指したきっかけです。そのあと、司法書士の仕事のことや勉強の仕方などインターネットで調べていました。その時にたまたま都合のつく日に伊藤塾でガイダンスがあるということで行ってみて、良さそうだなと思いました。それで伊藤塾の「入門講座」で勉強することになりました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門段階の学習法について
勉強をはじめた当初は「入門講座」の講義をライブで聴き、さらに講義で聴いた個所を次回の講義までにもう一度読み直していました。それ以外には過去問を繰り返し解いていました。今考えると過去問もただ解いていただけで、過去問を通して条文や判例がどのように問われているのかなど、何も考えずに作業のようにひたすら解いていたと思います。
中上級段階の学習法について
昨年の本試験が終了した後、年内は「入門講座」のテキストを読んでいました。長年の試験勉強の経験から試験に受かるだけの知識はすべて「入門講座」のテキストに書かれてあることは実感していたので、テキストを中心に勉強することにしました。
ただ、テキストのすべてをひたすら読んでいくのは効率が悪いし知識が散漫になるので、ひとつひとつの項目ごとに対して4 つのランクに分けて色の異なる付箋を貼っていきました。 ランク付けは、(1)あまり理解していないもしくは知識が定着していない、(2)理解しているし知識も定着しているけど試験で重要、(3)あまり理解していないもしくは知識が定着していないけど重要度が低い、(4)あまり理解していないもしくは知識が定着していないけど重要度がかなり低いの4 つに分けて(1)には黄色(2)にはピンク(3)には青(4)には緑の付箋を貼っていきました。
特に山村拓也講師の「入門講座」では項目によって重要度によりランク付けしてくれたこともあり、何を重点的に勉強していくかという整理がうまくできたと思います。ちなみに各項目の意義に当たる部分やもう確認しなくても大丈夫だろうと思われる部分は付箋を貼りませんでした。
年明けからは(1)のランクを中心に試験まで繰り返してテキストを読み込んでいく勉強法をとりました。そのほか(2)のランクは試験までに3 回、(3)のランクは試験までに2 回、(4)のランクは試験までに1 回読んでいこうと決めました。実際は試験までに(1)のランクは8 回くらい、(2)のランクは2 回、(3)は1 回、(4)は1 回も読むことはありませんでした。
直前期の学習法や試験当日について
直前期も同じようにテキストを繰り返し読んでいました。ただ(1)のランクのなかにも比較的知識が定着している部分と定着していない部分がでてきたので、(2)のランクの定着していない部分だけさらに別の付箋を貼り付けました。試験日の1 ヶ月前はその付箋部分だけを繰り返し読みました。それでもなかなか覚えにくい箇所はテキストから切り離して試験当日に確認する用のファイルに入れておきました。保留にしていたマイナー科目に関しては、試験日前の5 日間にスケジュールを組み込んでテキストを読み込みました。
試験当日はファイルに入れておいた箇所だけ確認しました。電車の中、試験会場に歩きながら行く途中、そして試験会場で確認していました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
私は山村講師の「入門講座」をインターネットで受講していましたが、講義はとてもわかりやすかったです。テキストについてほとんどわからない点が出てこないほど理解ができました。講義では試験に重要な箇所、そうでない箇所をメリハリをつけて進められるので、勉強していくにあたってとても助かりました。特に憲法の講義で「主権の概念」について、ここは今後出るから注意とおっしゃっていて、実際に今年度の試験の午前第2 問で出題されたことについて驚きました。司法書士試験の慧眼にさすがだなと感服しました。
最後に
主に勉強していた教材(司法書士入門講座)です。