記述で点数を積み増し一気に合格点へ
蛭町浩講師の講義のおかげで
登記法への理解がかなり深まりました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
40 代にさしかかるにあたって、一生涯できる専門性のある仕事がしたいと思い司法書士を目指しました。また、勤務している会社だけに通用するルールの中で間接的に社会に関わっていくのではなく、もっと直接的に社会に関わっていけるという点において法律家というのは魅力的に思えました。
地方から主人の仕事の都合で東京に引っ越しをしたことをきっかけに受験指導校に通うことにしました。伊藤塾を選んだのは、伊藤塾長の塾であることと、ちょうど割引の時期で予算に合っていたことです。また、独学で蛭町浩講師の「うかる!司法書士解法パターンで学ぶ書式80」(日本経済新聞出版社)を使っていたこともあって、ちょうど「蛭町記述コース」があったことも伊藤塾を選んだ理由です。
司法書士を目指した頃は残業が多い会社で仕事をしており、また土日はボランティアなどで忙しくしていたため、ほとんど勉強できず、1 回目のお試し受験を通して、これではとてもじゃないけれど司法書士試験の膨大な勉強内容を修得することは難しいと痛感しました。それで仕事を辞めて専業で勉強することにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
専業で勉強をすると決めて実際に勉強する態勢に入れたのは、年明けくらいでしたので、その年の2 回目の試験までは、独学で基本テキストを何度も読み、確認として伊藤塾の「うかる!司法書士必出3300 選」(日本経済新聞出版社)を主に活用しました。8 月中旬に伊藤塾の講座を申し込んでからは、ただひたすらライブクラスに休まず出席し、復習することだけで必死で、あっという間に直前期になってしまいました。
最初の答練の時に、「まず毎回の答練で基準点に行くことを目標にし、答練の範囲を勉強してくるのがよい」との高城真之介講師のアドバイスを聞いて、その通りしてみようと思いました。「択一合格アドバンス講座」の講義を再度聴き、宇津木卓磨講師がマーク指定したところを中心に復習し、過去問の一部だけピックアップして解きました。すると、基準点に届くことが増えました。
記述は、「記述式答案構成力養成答練」に出てくる問題と山村拓也講師の解説を通して、どういったところに着目しながら考えたらいいのかがわかり、同じ問題を試験までに数回解くようにしました。直前期はやっておきたいことは山のようにありましたが、私の場合は問題ひとつひとつの見直しにとても時間がかかるタイプだったので、その10 分の1 しか実際はできませんでした。結果、「択一式プログレス演習講座」の問題を一番やっていたように思います。
今回の記述式試験でありがたいことに商登法では35 点を取ることができたので、「蛭町記述コース」を使った私の勉強方法を少しお話ししたいと思います。C&F(ひな形)を練習は少しずつはしていましたが、講義が1 回ではよく理解できなかったので、再度聴きながら、該当箇所のワークブックやC&F を解くようにしました。時間がかかるので、1 回の講義をユニットごとに分けて、ユニット1 を聴いては該当箇所を解き、わからないところは徹底的に講義の後、質問するようにしました。ワークブックの問題はかなりの数があり、こなすのが大変ではありましたが、そうしていく内に会社法や商登法の知識も合わせて理解がかなり深まっていき、択一でも気づいたら、特に商登法では模試などほぼ満点を取れるようになっていました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
伊藤塾の講師は皆さま一生懸命応援してくださる温かい講師たちなので、応援してくださってありがたい限りです。本当にお世話になりました。特に宇津木講師や蛭町講師にはしつこい質問にも快く教えてくださり感謝です。本当にありがとうございました。
最後に
40 代になるとさすがに、いくらいろんな良いアドバイスをいただいても、体力も落ちますし、家事などやることも増えるので、思いはあっても、その通りできません。それがまたストレスにもなったりします。しかし焦らず自分のペースでできることをやればいいんだと思います。毎日少しずつでも進めることだけをただ考えて勉強していけば、必ずゴールには到達できます。応援しています。