関信敏講師の「思考力完成ゼミ」で制度趣旨から
しっかり理解し、様々な分野に苦手意識がなくなりました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
父親が司法書士の仕事をしており、小さい頃から何となく法律の仕事は面白そうだなと思っており、その影響か法学部に進学し、なんとなく法律を学んでいました。3年の就活の時期となり就職しようか司法書士を目指そうか悩んだ結果、司法書士を目指すことに決めました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①入門段階の学習法について
「入門講座」は山村クラスを受講しました。受講した理由は山村拓也講師の声が聞き取りやすく、わかりやすかったためです。民法、憲法、刑法までは楽しく勉強できていましたが、不登法→会社法→商登法と進むにつれて全く意味がわからなくなって、ただ聞いているだけになってしまいました。何とか「入門講座」を受け終えてその年の本試験に臨みましたが、基準点に及ばず惨敗しました。自分としては必死で勉強したつもりが、基準点にさえ及ばなかったことは大変ショックで、本試験後にはもう受からないのではと考えてしまいました。
②中上級段階の学習法について
2年目には、なぜ基準点に及ばなかったのかを考えて、関信敏講師の「思考力完成ゼミ」を受講しました。このゼミは、1人で学習していてよくわからなくなりがちな論点について、制度趣旨からしっかりと理解させてくれたため、様々な分野に苦手意識がなくなりました。
年明けからは「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」を受講しました。これにより毎週択一と記述の新作問題を解くことができ、自分の現在のレベルの測定と勉強の進行のペースメーカーになりました。「択一実戦力養成答練」は本試験レベルの問題を科目別に解くことができ、その場で各問題のランクと本試験だった場合の基準点、合格点を知ることができ、だらけがちな時期に良いモチベーションアップとなりました。「記述式答案構成力養成答練」は本試験レベル又は少し上のレベルの問題2 問を短時間で解く訓練をすることで、本試験でも2時間以内に記述式の全論点を書ききることができるようになりました。
模試は「プレ模試」と「全国公開模試」を受講しました。伊藤塾の模試は他の受験指導校とは違い、ただ条文や判例を暗記していれば解ける問題ではなく、法的思考力を駆使しないと解けない問題で一番本試験に近い問題だと感じました。価格面でも伊藤塾の模試は優れており、2回で5000円で記述の採点付きと大変安くコスパが良いです。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
山村拓也講師
「入門講座」と「記述式答案構成力養成答練」ではお世話になりました。「入門講座」ではただ講義をするのではなく、受講生が疲れてきたタイミングで実務や合格者の話を聞かせていただいたりと、受講生のモチベーションを保つ講義をしてくださいました。他にも合格者の方や実務家の方が来てくださり、今学習していることが将来の実務で役に立つのだとわかるような話をしてくださったおかげで、最後まで諦めずに「入門講座」を聴き終えることができました。
関信敏講師
「思考力完成ゼミ」での講義中、的確な質問をしていただき自分の弱点を見つけることができました。他にも法改正はどの程度まで学習すればいいのか、答練をどのように活用していったらいいか、模試をどのくらい受けたらいいのか等、学習の進行方法についても相談に乗っていただきとても助かりました。
高城真之介講師
講義ではユーモアあふれる笑いを提供してくださり、場を和ませる姿が印象的でした。問題を解いた直後に基準点や合格点を言ってくださり、励みになりました。
髙橋智宏講師
「入門講座」受講中、どのように勉強していったらいいのかわからなくなったときに過去問やテキストの使い方などの勉強法を教えていただき、合格までの勉強の指針にすることができました。
最後に
最初に受験勉強をはじめたときは1年で絶対に合格すると決めていましたが、目標通りにいかず、ようやく今年合格できました。途中では、講義やテキストの意味がわからない、頑張って受けた模試でE判定、本試験でギリギリで落ちるといったショックなことがたくさんありましたが、家族や周りの人達の応援のおかげで無事合格することができました。大学時代に就活をしないでこの勉強をはじめ、なかなか合格できず回数を重ねてしまい、周りの入門の同期の人達が受かっていく中で自分だけが取り残されていく孤独感の中で勉強していくのは本当に辛かったです。そんな状況でも「今辞めたら、今までの努力が無駄になる」と自分に言い聞かせてなんとか合格に辿りつけました。司法書士試験は大変難しい試験ですが、どんな人でも諦めずに続ければ必ず合格できる試験です。合格後も実務家として勉強しなくてはならず、合格はゴールではありません。これからは社会に貢献できるよう頑張っていきたいです。