理解しているつもりでも間違ってしまう……
弱点を知りテキストで理解することは、
知識の精度を高めてくれました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
子どもが幼稚園に入園し、自分の時間が持てるようになった時、今後のことを考え何か勉強したいと考え、宅建の勉強をはじめました。
その勉強中、以前司法書士事務所で補助者をしていたこともあり、司法書士なら子育てをしながら女性が仕事を続けることができる、司法書士になりたい、と思い挑戦することにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①中上級段階の学習法
年内はインプットとして、宇津木卓磨講師の「択一合格アドバンス講座」をWeb受講しました。この講座のテキストは、コンパクトに重要な事項がまとまっていて、繰り返すことができました。また、迷いやすい論点の比較表や、パワーポイントでわかりやすくまとめた表を使って説明してくださり、後で見直す時も復習しやすかったです。
とにかく、年内はインプットを丁寧に確実にすることを目指し、講師から暗記するところは赤の蛍光ペンで囲むように指示されるのですが、それ以外でも自分が苦手なところ、あやふやなところは赤で囲み、何度も繰り返し見て暗記しました。
10月からは、「択一式必修300問」を受講し、今までのインプットを続けながらアウトプットの勉強もしていきました。自分では理解しているつもりでも間違ってしまう論点もあり、自分の弱点を知りさらにテキストに戻って理解することで、知識の精度が高まったと思います。
年明けからは、インプットに加え択一の過去問、「択一実戦力養成答練」を受講し、アウトプット強化に努めました。
「択一実戦力養成答練」は、良問ばかりで知識の強化をはかることができました。また、解法も教えてくださり、解くスピードの短縮につながったと思います。
②直前期の学習法や試験当日について
択一に関しては、インプットの割合を多めにし、テキストを3日で1回繰り返すようにし、その合間に過去問、答練と繰り返していきました。 記述に関しては、「うかる!記述式」の問題を繰り返し解きました。
また、間違いノートを作っていて、覚えづらい論点、記述で気づけなかった論点などを書いておいたので、そのノートを毎日見ていました。
私の場合、本試験2週間位前から勉強時間を減らし、体調管理に努めました。身体が疲労困憊していては、本来の力を発揮できないと考えたのです。結果として、万全な体調で試験当日を迎えることができました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
宇津木卓磨講師
Web受講だったので、直接お会いしたことはなかったのですが、電話によるカウンセリング制度を利用して、定期的に相談させていただきました。
勉強面でのアドバイスに加え、お話することで精神的にも安定し、モチベーションが上がり、その後の勉強に気合いが入りました。
宇津木講師に良い報告をしたいと思い、模試も頑張ることができ、結果として合格することができました。
本当にありがとうございました。
家事、育児との両立について
①どのように時間を作ったか
子どもと一緒に8時頃に就寝し、3時頃に起きて家族が寝ている間に勉強していました。
ショートヘアにし業務用のドライヤーを使うことで、髪の毛を乾かす時間を短縮しました。
日用品、食料品の買い物は週1回とし、ネットスーパーや生協のお料理セットを利用し、できるだけ家事の時間短縮をしました。
②学習を継続するコツ
モチベーションが下がった時は、去年の本試験問題を解きました。去年の悔しい気持ちを思い出し、もうこんな思いはしたくない、勉強しなくては、という気持ちになりました。
最後に
主婦であり母親である私が受験勉強を続けることができたのは、家族の協力があったからこそです。
家族で遊びに出かけることもできなかったり、私の実家への帰省も夫と子どもで行ってもらったりと、家族を犠牲にしている罪悪感から、早く合格しなくては、という思いで勉強してきました。
励まし応援し、協力してくれた家族には本当に感謝しています。