記述式の解答手順を確認するため、
記述式答案構成力養成答練の問題に
繰り返し取り組みました
K.Wさん(50代)
★主婦業と両立して合格
◆受験回数 6回
◆主な受講講座
《中上級講座》記述式答案構成力養成答練(リバイバル答練)
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
会社員を辞めたあと主婦をしながら旧司法試験の勉強をしていましたが、法科大学院制度が始まり、続けることに困難さを感じていました。その後、勉強を中断していたこともありましたが子育ても一段落したので、行政書士の勉強から法律の勉強を再開し、約半年の勉強で合格できました。そこで、司法書士にもチャレンジしようと考え勉強をはじめました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①中上級段階の学習法について
行政書士の時のように受験指導校を使わず市販の書籍等で勉強していたのですが、択一には適用できても記述では限界を感じ、伊藤塾での中上級講座の受講をはじめました。
山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」をWeb 受講し、記述では基本的な知識やそのアウトプットの速さはもちろんのこと、手順の確立が最も大切であることを痛感しました。また、伊藤塾の問題は他の受験指導校の問題に比して、より本試験に近いものと感じました。
②直前期の学習法や試験当日について
直前期の数ヶ月ではやはり、それぞれの科目をできるだけまんべんなく繰り返すことが大事だと思います。時間があいてしまうと忘れてしまうし、また、覚えていても知識を引き出すのに時間がかかってしまうからです。
記述は以前やった問題でもよいので、あまり内容は気にせず、手順を確認するために繰り返すことが大事だと思います。この点、「記述式答案構成力養成答練」の問題は良問で、大事な論点を網羅しており、繰り返す価値のあるものでした。
試験当日は、択一式はある程度落ち着いて取り組むことができましたが、やはり記述式はかなりあせり、普段やらないミスなどもありましたので基準点には達しないだろう、もし達したとしても総合点落ちではないかと思いました。
筆記試験の合格発表は番号がないことを確かめようと合格者番号を見たので、自分の番号があったときは嬉しいというより本当にびっくりでした。
最後に
口述試験を終えてつくづく思うことは、基本の知識をゆるぎないものにすることが一番大切だということです。長く勉強を続けていると周辺知識が増え、基本がおろそかになりがちです。今一度初学者に立ちかえって知識の幹が何なのかを意識して勉強すると、合格は近づくと思います。