本当は大切で市民に身近な法律を分かりやすく
伝える人になりたい!
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
法律はとても身近であり大切なものであるのにとても難しいと敬遠されがちなものです。旧司法試験の勉強をしていた経験があるので、法律をわかりやすく伝えられる人になりたい、法律を活かせる職業につきたいと考え司法書士を目指すことにしました。伊藤塾長の司法試験入門講座を受けていたこともあり、伊藤塾で司法書士の講座を受けることにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
①入門段階の学習法について
「入門講座」は山村拓也講師のクラスをインターネットクラスで受講しました。働きながら勉強していたので時間がなく、1時間ごと細切れに受講していました。講義のあとは、受講した内容を思い出し小さなメモ帳に書いていました。時間のある週末に1週間分の復習をしていました。過去問は解く時間がありませんでした。アウトプットとしては、前の講義を思い出す作業をしてから次の講義を聞くようにしていました。
②中上級段階の学習法について
年内は過去問を中心の勉強です。例年、山村講師の「記述式答案構成力養成答練」を受けていました。この講座で記述答案の解き方をしっかり勉強することができました。
③直前期の学習法や試験当日について
模擬試験の成績が悪いと落ち込むので受けるかどうか迷い、インターネットクラスで受講を申込しました。解説がとても充実しているので間違ったところはしっかり読み込みました。
試験当日、午後は最初から5問目くらいまでは頭が真っ白になってしまって、泣きそうになりましたが、深呼吸を何度もして必死に解きました。記述式も最後の最後まで迷い、「絶対にあきらめない」と言い聞かせて書き続けました。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
最後に
私は、「入門講座」を終えてから一度勉強から離れてしまいました。仕事が忙しくなったこと、夫の転勤があったことなどが重なり体調を崩してしまい、勉強を続けることに疲れてしまったことが原因です。お試し受験を含めると6回受けていますが、そのうち4回は勉強に集中せず、ただ受け続けていただけでした。午前科目だけは得意だったので基準点を超えていましたが、午後は全くダメでした。4回目に落ちた時、このままでは一生ダラダラと続いてしまう、と猛反省し勉強を再開しました。勉強に集中するためここ2年は仕事もやめ、そして40代も後半に入っていたので「こんな年齢で仕事辞めて勉強する意味はあるのか」などと考えて、落ち込んだりもしました。しかし、何歳になってもチャレンジする自分でありたかったし、そうしないときっと一生後悔すると思い、なんとか頑張り続けました。頑張れたのは、こんな私をいつも支えてくれた夫、応援してくれた両親のおかげです。感謝の気持ちを忘れずに、社会貢献できる司法書士になりたいと思っています。
司法試験からの転進について
午前科目については、会社法は細かいところが聞かれるのでしっかりと勉強が必要です。
憲法、刑法については、司法書士用の対策は過去問を解くことのみで、ほぼ満点を毎回とっていました。民法に関しては、根抵当権などはかなり細かく問われるのでしっかりと勉強が必要ですが、債権や親族・相続に関しては新たに覚えることよりもしっかり過去問を解くことで対応できると思います。